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2019年1月31日 15:26 #2475
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2020年1月18日 05:41 #7878金田昌明
除細動は緊急入院なんです。人工透析に通う病院の廊下でそれは起こった。トイレから出てきた所で院長と鉢合わせ、極度の便秘に顔色を変えうずくまる私は車椅子で緊急検査室へ、そして次に気が付いたとき既に全ては終わっていた。胸に残った火傷の痕で電気ショックを告げられ、心電図の端子が胸に3ヶ所、点滴のチユーブが右腕に、それに被さるように血圧計が巻かれていた。もう8日目である。集中治療室の看護師との3日間はベッドから一歩も下ろして貰えず3メーター先のトイレに行けずベッド上で下の世話を受けた。恥ずかしかった。30も若い看護師に仕事ですからと世話を受けた。
今では排泄以外に活躍の場を失ったムスコに若い看護師の手が延びた。
さあ大部屋デビューの日も近い。 -
2020年1月18日 06:58 #7880金田昌明
最近よく見る夢は40年前の女性たちの事。親父も兄もいない僕の思春期は決まって夜の散歩から始まった。40年前の大阪の十三は裏も表も面白かった。今病院仲間の49の進むくんは13歳違うだけで違う思春期を終えていた。彼は女性には悪い思い出でもあるのか、病的にオクテで今でも看護師が依ってくるとそーつと逃げる、そこが面白いのである。僕と彼との思春期の違いは僕は女性へ、彼はギャンブルへと別れた。進君は女は男の顔の良さと金が絶対条件だと言う。僕はその度ごとに違う優しさとタイミングの掴みかたやと、何せ僕は渥美清のような顔してるし、金は何時もなかった。当たり前一時間360円時代の申し子だもんね。でも優しい女性は居たかな?
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2020年1月18日 07:22 #7881金田昌明
初めてはやっぱり上手く行かないものだ。初めて女性に触れたのは中学三年の夏休みだった。受験勉強を忘れて彼女の手を握っていた気がする。初めて彼女の下着に手をかけたのが高校一年の夏休みだった。年のわりに成熟した彼女のあそこは僕には刺激がきつくて怖くなり、ひとつになれなかった。今思えばやっておけば良かった。やってもいいよ、結婚してなんて言わないからと彼女に催促されたのに根性無しだった。あの頃はまだハレンチ学園が限界だった。
実際童貞を失ったのは21だから随分時間がかかったものだ、当然相手は違う、21で相手は高校2年最早犯罪行為である。自分でも極端すぎると思う。 -
2020年1月18日 08:38 #7884金田昌明
大部屋デビューは突然やって来ましーた。四人部屋です。週末緊急患者が雪崩れ込みすぐ満室に、翌週の始めから徐々にはけていきまた週末には満室に面白いものです。
「ワシは今何処におる?家に帰る」を繰り返すのはお爺ちゃんたちでおばあちゃんは静かなものです。やっぱり女は強しです。
かく言う私は24時間点滴を打ち続け最早九日目、今日は透析の日です。透析時間五時間、左手に透析用の針二本、右手に点滴用の針一本、最早張り付け状態イエス・キリストの気持ちが分かった。結果未だにトイレにいけない。さあ唯一ベッドから降りれるリハビリです。頑張ろう🎵 -
2020年1月18日 17:26 #7889
金田さん、投稿ありがとうございます。僕のような弱輩にはわからない病院での描写が細かく描かれていて興味深かったです。恋愛観も時代によってちがいますよね。
これは100文字小説というよりはショートショートでしたかね? 続きがあるのなら、この後、入院生活でどんなことが起きていくのか気になりました。100文字で写真のように瞬間をきりとったような小説もぜひ読んでみたいです。 -
2020年1月18日 22:53 #7896金田昌明
百文字で写真のように瞬間を切り取ったような小説ですか、、、、。「ジュリア、ジュリア おいで ボール投げしよ おいでてば!もうこのツンデレめ ご褒美は無しやで!誕生日のケーキ、お父さんとお母さんでたべちゃうからな ジュリア ちょうど一年前の今日12月23日あと1日で誕生日だったのに、今日はもう1周忌になる。仏壇のそれは笑っているのに。ねぇケーキは?お父ちゃん、お母ちゃんと笑っている。」
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2020年1月18日 23:16 #7897金田昌明
はいチーズ 写すよいい?速く写せよ。ベッドの上で左右それぞれに、ベテラン看護師を従え、看護師の手には二本と一本の注射針が握られている。右手を掴んでいる看護師は点滴をつなぐため。左手を掴んでいる看護師は二本の針を持ち透析用の静脈注射を打とうとしていたところにである。待ったが掛かった。誰かが言ったのである。「左右同時に針を打つの図 写真撮ろ、ええ記念やないか」おいおい寝かされているのは俺やぞ 止めてくれよ。
こんなん張りつけの刑や 「はい チーズ パチ!」 -
2020年1月19日 08:14 #7901
金田さん、お早い投稿ですね。一作目の、犬のジュリアでしょうか、悲しい話ですね。二作目は両腕に注射針を刺されるというシチュエーションから磔を連想されたのですね。
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