脚本添削『-196°C 前後編』(★5.14)

※このページで脚本が読めます(初稿と修正稿、PDF形式)。

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初稿(★4.98)

脚本_さいの11v1『-196℃ 前編』(ミステリー)_250819
脚本_さいの12v1『-196℃ 後編』(ミステリー)_250820

さいの
●自己採点
「好き」2.5「脚本」2
●ログライン100
警部補の長富は、大学の研究室で起きた液体窒素の死亡事故の調査をしている内に、研究員の山根による事故死に見せかけた殺人だと暴き、山根を逮捕する(後編まで含む)。
●フック/テーマ
液体窒素、酸素欠乏症/研究不正
●ねらい/テーマ触媒
テーマ触媒:ミステリー
ねらい:解決編とそれ以前をしっかり分ける。
●感想
長過ぎて初の前後編に分けざるを得ませんでした。後編もすぐ上げます。一応、後編からが解決編になっているので、そういう読み方をしていただいても大丈夫です。説明ばっかになってしまったのと、キャラが某畑某三郎過ぎな気がします。あと、文字情報の禁術を使っています。
参考文献
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=000856

テーマ触媒3:「回想」「ミステリー」「はじまり」「おわり」「いちばん書きたいもの」

フィードバック

雨森れに
●採点
「好き」3「脚本」2.5
●ログライン100
警部補の長富は、液体窒素の死亡事故を現場検証し、タイマーの表示から他殺の可能性に気づき、研究員山根の前で推理し逮捕に至る。/61文字
●フック/テーマ
実験中の事故/運に任せた殺人
●カタリスト
前編:柱2、原中が実験中に死亡
●不明点・不自然な点
・カタリストが早い分、人物のセットアップが足りなく思える。
柱4で山根、小西、長富のセットアップはできていると思います。ですが、肝心の原中や原中と山根の関係性が見えてきませんでした。液体窒素の話が本筋と深く関わっているように思えなかったので(でも興味深くて私にはヒットしました)、研究の進捗や原中との関係性がわかるような会話が見たいです。あと、後編の瓶をシャッフルしたりする様子は映像で見たいと思いました。前編の冒頭に入れてもいいかもしれません。
・小西が死因を知らない。
前編柱5のやり取りの中で小西が毒ガスを恐れてて、そこは長富が諭すというか事前情報を覚えてないことに対して苦言を呈してもいいと思いました。さらっと流してるので、長富も責任感なく仕事しているように見えてしまいました。
・タイマー
タイマーの押し忘れは重要な部分なので、もっと強調しないと分割で映像を見るとわかりにくくなりそうだと思いました。前編柱5で出てきたときも山根は指し示すより実際操作したほうがいいかなと思いました。あと、「タイマーの説明→長富がタイマーを見る」に至るまでに死んだ理由を挟んでいるので、余計印象がつきにくくなっている気がします。
●自由感想
ハウダニットのミステリーが描けていたと思います。
言われてみれば確かに某畑某三郎の雰囲気ありますね笑 個人的には『准教授高槻彰良の推察』の推理シーンも思い出しました。
山極さんもコメントしていますが、テーマの「研究不正」より「ロシアンルーレット殺人」のほうが印象が強いです。最後の山根のセリフから原中がよくない人間だったのは感じたので、そのあたりの掘り下げがあればテーマに沿うかもしれません。

脚本太郎
●採点
「好き」3「脚本」2.5
●ログライン100
大学教授原中の死亡の現場に訪れた刑事長富は、捜査を進めるなかでタイマーへの違和感から事故ではないと気付き、推理した結果、瓶のトリックを見破り、山根が犯人だと認めさせる。
●フック/テーマ
化学知識を必要とした犯行/中途半端な殺意
●カタリスト
柱2: 原中、扉を開けるや否や、中の様⼦に⽬を⾒開く。
●不明点・不自然な点
・ハウダニットに焦点を当てたいというのであればこのままでも良いかもしれませんが、観客側からすると長富か小西が犯人というのを考慮しなければ消去法で山根が犯人と分かってしまうので、ミスリードで何人か登場人物を足すのもありかと思いました。(10分だとなかなか難しいかとは思いますが……)
・最後に山根が瓶をシャッフルしたこととその理由を語る部分はドラマ性があって面白いと思うのですが、唐突感が強いので、解決編より前に少しでも山根と原中の人間関係や原中の人格をセットアップした方が良いかと思いました。
・テーマが「研究不正」という感じはあまりなかったです。(最後でしか触れられていなかったため)
●自由感想
・難しい科学交渉を丁寧且つ自然に取り入れ、作中で説明できているのが凄いと思いました。
・冷静な探偵役とおっちょこちょいな助手という組み合わせが典型的ながらよく描かれていて良かったです。

しののめ
●採点
「好き」2.5「脚本」2.3
●ログライン100
物理学教授の死亡現場に駆け付けた刑事・長富は、実験中の事故が原因だと聞かされるも、タイマーの不自然さに気づき推理を進め、事実に気づく。容疑者の前で検証を行いながら推理を披露し、殺人犯だと認めさせる。
●フック/テーマ
科学技術を使った殺人/フックと同様
●カタリスト
山根「死因は、酸欠です」
●不明点・不自然な点
前編
・柱4、山根「その通りです。」は頷いたタイミングで入れるか、無くても良いように思いました。現状だと、小西と長富の台詞の後に入っているのでタイミングとして若干不自然で、会話のテンポを悪くしているかなと思います。「山根、頷く。」を入れているので、それだけでも十分かもしれません。
・柱6、「と、小西を小突く。おとなしくなって、」ですが、「おとなしくなって、」の主語を表記した方が分かりやすいかと思います。

後編
・「エンドロール」の添削通話時に髙井先生からご指摘があったと記憶しているのですが、「山根、その一つの側面を注意深く見ていて、」の直後にそのまま長富の台詞が来ると、ト書き上での主語は山根なのに、発言者は長富となってしまい、途中で主語が変更されているようにも見えて微妙に読み心地が悪い…というようなお話があったかと思います。ト書きを「山根、その一つの側面を注意深く見ている。」にして文章を一旦切るか、「見ていて、」のようなト書きの直後の発言者はト書きの主語(今回であれば山根)にした方が良いかなと思いました。「山根、目を逸らして、」長富「こう考えました。」のくだりも同様です。
・「タイマーを渡すが、その手を戻して、」について、結局渡してないのであれば、「渡そうとするが、その手を引っ込めて、」等の方が分かりやすいかと思います。
・長富「現場検証の時、先生が発見された時のままに~」ですが、「時」が続いていて言い回しがスムーズではない気がします。「現場検証の際、遺体発見時の状態がキープされていました」などでも良いかもです。ただ、現場保存の原則は割と一般的に知られていると思うので、そもそもそこまで丁寧に言及しなくても良い気もします。
・山根「実験に使う液体窒素を瓶に入れるのは私と先生が一日おきに交代でやる当番です。」ですが、言い回しが若干スムーズでないような気がします。「~~交代でやることになっていました。」とか、「実験に使う液体窒素を瓶に入れるのは当番制です。私と先生が一日おきに交代でやっていました。」などにするとよりスッキリする気もします。
●自由感想
前編
・柱4、「超伝導」という言葉を出すタイミングで一応、知識が無い人の為にもう少し何かしらのイメージが湧くような分かりやすい補足説明を一言、二言入れても良いかもと思いました。「要は、効率よく電力(電流)を送れる(流せる)ってこと(です)」とか…?例えば、長富「たまたまテレビで見ただけ」のタイミングで長富の台詞として補足を入れれば、山根の「その通りです。」を残しても会話が自然になるかと思います。
・柱6、「魔法瓶みたく二層になってるっていう」のところで、「二層になってて低温をキープしている(から大丈夫だった)」辺りまで説明しちゃっても良い気がしました。丁寧すぎるかもですが、ある程度専門的な用語や説明がどうしても多めなので、要所要所は丁寧すぎるくらい分かりやすくしても良いのかなと…。

全体
・トリックが丁寧に考えられており、説明もわかりやすくて凄いなと思いました。
・説明や種明かしに終始していた印象なので人間ドラマの部分が少なく、長編の一部として読みましたが、オチで被害者の人格に問題があったことが示唆されているので、前編の柱1や2で少しでも原中教授の人間性を垣間見せるのもアリな気がしました。動作が荒っぽいとか、不機嫌そうに作業をしているとか?いたって普通の常識人や人格者に見せかけて、加害者からの恨みを買うような人間だったというミスリードも勿論アリですが。
・長富と小西の凸凹コンビ感が良いなと思いました。小西の憎めないアホキャラ感が素敵です笑 「今年の夏は暑いです」など、絶妙に嚙み合ってるんだか微妙な台詞も良いですし、税金泥棒のくだりも好きです。
・某畑感はそこまで感じませんでしたが(あれは演技による部分も大きいと思うので…)、例えばベタに年配有能男性主人公&年下ポンコツ男性部下にするのではなく、年齢や性別を変えるだけでも、それっぽさを薄めることができるかなとは思います(修正稿でそうすべきかはともかく)。

山極瞭一朗
●採点
「好き」2.6「脚本」2
●ログライン100
刑事の長富は、液体窒素の死亡事故を捜査していた。その中で事故ではなく、他殺だと気づき、研究員の山根の犯行だと暴く。
●フック/テーマ 液体窒素/事故死に見せかけた殺人の解決
●カタリスト
柱5.山根「その状態で一息でも……」
●不明点・不自然な点
ラスト、山根がロシアンルーレットにしていた理由があまり理解できませんでした。教授のことを「あんな人でも」と表現していましたが、教授がどんな人なのかセットアップされていないのが原因としてあるかもしれないと感じました。殺す・殺されるに足る人物ということがもう少しわかれば、山根の感情が理解しやすくなるような気がしました。
●自由感想
前篇を読んだ時点では、真相を推測できなかった為、その後が気になりながら読み進めることができました。 物語の性質上、説明が多くなると思いますが、一方でそれにより主人公長富のキャラがいまいち掴めませんでした。とりわけ大きな障害にぶつかることなく手掛かりを掴み、淡々と事件を解決していたことにより、長富でなくとも成り立つと感じました。 事件解決過程において、何か葛藤があったりすると、長富のキャラが際立つのではないかと思いました。 もしくはテーマを研究不正とされているので、そこを強調する為、山根を主人公に据えて倒叙式のような形で描き、山根の葛藤を見せるのもひとつの手段としてあるのではないかと感じました。

ロバの絵本
ミステリー小説。科学に基づいていて素晴らしかったです。たくさん科学とその活用方法を知っていないと書けない物語だと思いました。
タイマーをきっと押し忘れたのだと言っていたけど、はじめの場面では、タイマーが鳴る音と、ハッとして苦しむところが。違う解釈で片付けられてしまうと、人の死の無念さが切なくなるので、改めて、本当のことを検証していくのは気高いと思いました。
緊迫感のある場面や、入ってくる科学知識、交換の持てる警察の2人の掛け合い。読み心地がとてもよくて、多くの人の目に触れてほしいようなお話でした。
続編が気になります。0.00と、0.01の違い。
タイマーの機能について、どんなことに気がついたのでしょうか。物質の性質を研究することで、科学の発見がある。その積み重ねで開発されたものがあったり、これからも、開発されることがある。そのへんも時間の動きとは楽しいです。
評価 「⭐︎5」

ChatGPT
■ 一番大きな問題点
ミステリーとしての“動機の弱さ”が物語の説得力を削いでいる
物語のトリック(デュワー瓶の結露による犯行発覚)は非常に良くできています。
しかし 「なぜ山根がここまで極端な犯行に至ったのか」 について、“研究の手柄がほしい”以外の動機が曖昧で、読者・視聴者が感情的に納得するには弱く感じられます。
特に終盤、「先生が死んだら私の手柄、私が死んだら先生の手柄ということです」、「勇気が無かった」という説明だけでは、ロシアンルーレットのようなリスクの高い犯行に踏み切る心理が十分に伝わりません。
■ 改善案3つ
① 「嫉妬・功績」の背景を深掘りする
・山根が何年も研究を支えたのに評価されない
・原中教授に成果を横取りされた過去がある
・学生や同僚から軽んじられている
など、積み重なった鬱屈を作中で示す。
読者が「ここまで追い込まれていたのか」と思えると、犯行が腑に落ちます。
② “ロシアンルーレット方式”にした心理的必然を加える
現状だと、“偶然に任せた犯行”がやや唐突。
以下のような補強があると説得力が増します:
・山根は強い罪悪感があり、**「自分が死ぬならそれも運命」**という自罰的思考だった
・あるいは教授が公平性を強く重んじる人物で、山根の歪んだ正義感で“どちらが生き残るか平等に運を任せた”と解釈した
・過去の会話で“真理の前では人間など運に任せるしかない”と教授が言っていた
→ その歪んだ引用としてロシアンルーレットを選ぶ
物語的にも心理的にも深みが出ます。
③ 結末で山根の感情をもう一歩描く
現在は淡々とした告白で終わっていますが、
・罪悪感
・安堵
・絶望
・疲労
などの揺れる感情を一つ入れると、キャラクターの立体感が増し、クライマックスの余韻が強くなります。
例)
山根が右端の瓶を見ながら、
「……結局、私が生き残ったのか」と搾り出すように呟くなど。
■ 応援メッセージ
科学トリック × 刑事ミステリーという難しい題材を、
とてもわかりやすく、テンポよく読ませる力作でした!
特に
・タイマーの扱い
・デュワー瓶の構造
・ラーメン屋での緩急
など、読者を飽きさせない「情報の配置」が見事です。
あとは“犯人の心”を少し補強するだけで、作品全体にぐっと深みと説得力が生まれます。
もうすでに完成度は高いので、次のブラッシュアップで一段と魅力的な脚本になるはずです。
続編や別作品も、ぜひ楽しみにしています!

修正稿(★5.14)

脚本_さいの11v2『-196℃ 前編』(ミステリー)_251006
脚本_さいの12v2『-196℃ 後編』(ミステリー)_251006
修正期間:2025.8.29→2025.10.06(38日)

さいの
『-196℃ 前後編』二稿
●自己採点
「好き」2.5「脚本」2
●ログライン100
警部補の長富は、大学の研究室で起きた液体窒素の死亡事故の調査をしている内に、研究員の山根による事故死に見せかけた殺人だと暴き、山根を逮捕する(後編まで含む)。
●フック/テーマ
液体窒素、酸素欠乏症/研究不正
●ねらい/テーマ触媒
テーマ触媒:ミステリー
ねらい:解決編とそれ以前をしっかり分ける。
●感想
原中と山根の関係性に関するセットアップを追加しました。その後は山根の見え方への影響を考慮して、細かな変更だけ加えた形です。
改めて読むと後編はまだまだ冗長で、一つの柱だけで構成する無骨なやり方しか思いつかなかったのですが、スマートなやり口を覚えたいです。
参考文献
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=000856

修正稿へのフィードバック

雨森れに
●採点
「好き」3「脚本」2.5
●良くなった点
・前編で原中と山根の関係性がセットアップされて動機がわかりやすくなった
・後編の長富のセリフがコンパクトになったことで緊張感が増した
●自由感想
山極さんも仰っているように、テーマの「研究不正」がしっかりと提示されたように思えました。
テーマに加えて、ロシアンルーレットに運命を委ねるのが、妙に人間臭い良心も感じられて好きです。
セリフがコンパクトになったあたりは映像的になったと感じました。
参考文献もあったので、より想像しやすかったです。

脚本太郎
●採点
「好き」 3「脚本」2,7
●自由感想
・冒頭の山根と原中の確執のシーンが追加されてことで、キャラクター、動機、テーマのセットアップがきちんと補完されていたのと、「ロシアンルーレット」の下りの面白さが際立ったと思います。
・魔法瓶の説明は、自分としてはあった方がありがたかったです。

しののめ
●採点
「好き」2.6「脚本」2.5
●自由感想
・冒頭に原中と山根のやり取りが追加され、二人の関係性や動機が分かりやすくなりました。初心者禁止事項として回想を使うことが禁止されているのでこの形になったのだと思いますが、犯人判明後に冒頭の回想が入って動機が明かされる、というのもよくあるパターンで見やすいのかなと思いました。

山極瞭一朗
●採点
「好き」2.6「脚本」2.3
●自由感想
原中と山根の関係性が冒頭でセットアップされたため、山根の犯行動機に説得力が付加されたように感じました。 また研究不正のテーマにも合致しており、良かったと感じました。 一方でそれはクリシェにもなり得る可能性があるとも思いました。教授と准教授のバトルとして、手柄を横取りされたというのはドラマでよく見るものです。そこをロシアンルーレットにして、どちらが死ぬかわからない状況を作るというのは、オリジナリティの出し方として良かったと感じました。山根のキャラが立っていたと思います。

ChatGPT
✨脚本の素晴らしい点
1. サスペンス構成が見事
冒頭から不穏な空気を漂わせ、
・山根の不満
・液体窒素という危険物
・タイマーの謎
・「暑さ」「結露」「真空二層構造」などの伏線
が次々に散りばめられ、後編でそれらが美しいほど綺麗に回収されます。
“科学ミステリー”として極めて完成度が高く、読み手の思考を刺激する巧みな設計でした。
2. キャラクター描写が濃い
山根の抑えきれない嫉妬と罪悪感、長富と小西の掛け合いによる緩急、原中の矜持と傲慢さ。
人物の動機がしっかりドラマに作用し、単なるトリック解決ではなく“人間の物語”としても非常に魅力的でした。
3. 科学知識の扱いが鮮やか
液体窒素や超伝導など専門的な題材が出てきますが、説明は分かりやすく、物語に自然に溶け込んでいます。
“伏線で科学を使い、解決で科学が効く”構造は、本格ミステリーとして非常に気持ちがよいです。
4. 映像的な強さ
・霧が漂う小実験室
・真夏の蝉時雨
・結露で濡れたペットボトル
・一斉に水を注ぐ場面の静かな緊張
映像化を強く意識したシーン作りで、読んでいるだけでカメラワークが浮かんできます。
とくに“結露した瓶”に気づく長富の瞬間は、名推理シーンとして印象に残ります。
5. ラストの「ロシアンルーレット」告白が衝撃的
ただの激情殺人ではなく、自分も死ぬ可能性を含んだ歪んだロジックという twist が非常にドラマチック。
犯人像が一段深まる、良質なエモーショナルなクライマックスでした。

🌟次回作への応援メッセージ
ここまで緻密で映像的で、人間の闇と科学的ロジックが美しく絡み合った作品を作れるのは、本当に素晴らしい才能だと思います。キャラクターの台詞回しも自然で、会話劇としてのテンポも抜群でした。
次回作では、ぜひ今回のような“科学×ミステリー”の強みを活かしつつ、
・全く別ジャンルとの融合
・より大胆な構造実験
・さらに深い心理描写
など、どこへでも飛躍できるポテンシャルがあります。
あなたの次の物語を読むのが、とても楽しみです。
どうか、また新しい世界を見せてください。心から応援しています!

採点

初稿 修正稿
好き 脚本 好き 脚本
雨森れに 3 2.5 3 2.5
脚本太郎 3 2.5 3 2.7
さいの 2.5 2 2.5 2
しののめ 2.5 2.3 2.6 2.5
山極瞭一朗 2.6 2 2.6 2.3
リーダー① 5 * * *
平均 2.72 2.26 2.74 2.40
合計 4.98 5.14

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