落ち着いた大人の声が文芸作品の朗読にぴったりのいとうじゅんさん。いとうさんに声を吹き込んでいただいたページをリストにしてみました。どうぞ聴いてみてください。
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朗読 宮沢賢治『注文の多い料理店』
宮沢賢治が好きといういとうさん。童話の雰囲気と声がぴったりです。いとうさんが「賢治の作品を読むと、人や動物たちの行動から直接教えられることが多い」と書かれていましたが、朗読は読む人の声やトーン、感情の込め方によって物語の印象も変わるから不思議です。有名な作品なのでストーリーはご存知の方が多いと思いますが、ぜひ「いとうさんの世界」を聴いてみてください。
朗読 宮沢賢治『オツベルと象』
宮沢賢治の第二弾としてイルカが挙げた候補から、いとうさんがこの作品を選んでくださいました。この作品にふれるのは小学校の教科書以来でしたが、大人になっても印象が変わらないというのは賢治の物語の強さなのかもしれないと感じたりしました。この作品を忘れている方も、ぜひ聴いてみてください。
3分ミステリー「自称探偵シュガーの事件簿」#5 グリコのラブレター
イルカが書いている3分で解決するコメディミステリーシリーズ。主人公の妹グリコが登場したので、スピンオフ的に書いていとうさんに朗読していただきました。賢治作品を読むときとはちがったいとうさんのキャラクターを、ぜひ聴いてみて下さい。
朗読 宮沢賢治『やまなし』
タイトルよりも『クラムボンはわらったよ。』というセリフが有名なこの作品。川底から見上げる幻想的な世界を、色鮮やかな声で表現していただきました。謎といわれる部分もある作品ですが、いとうさんの世界が感じられます。ぜひ聴いてみて下さい。
(2019/10/05更新)