新潮ミステリー大賞

📝ポイント

「ストーリー性豊かな、広義のミステリー小説」とあるようにミステリー系のコンクールです。東映によって映像化の検討もされます。映像のプロデューサーが選考にもかかわっているようです。以前に開催されていた「日本推理サスペンス大賞」「新潮ミステリー倶楽部賞」「ホラーサスペンス大賞」の後継という位置づけですが、新しいコンクールゆえの可能性がとてもあると思われます。応募を検討されている方は「新潮ミステリー大賞」事務局座談会は読まれるとよいでしょう。参考作品では第1回から第6回現在までの選考委員をやられている三名の作品をご紹介します。この顔ぶれからも、この賞の特徴がみえるかと思います。

📕参考作品

伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』
第5回（2000年）新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。『ゴールデンスランバー』『重力ピエロ』などが有名。

貴志祐介『黒い家』
第4回（1997年）日本ホラー小説大賞受賞作。『青の炎』『悪の教典』などが有名。

道尾秀介『背の眼』
第5回（2004年）ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作受賞作。『月と蟹』で第144回（2010年下半期）直木賞受賞。

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