「100文字小説大賞」エントリー時の処理について

作品エントリー時に以下のような処理を行いましたので、公表しておきます。

テンプレートを使用していない場合

作品が「本文に入力されている」「別ソフトでの入力されている」などの場合、こちらでテンプレートに入力し、本人確認の上、エントリーとして処理しました。

テンプレートの設定に変更がある場合

フォント、行数などの設定を変更している例がありましたが、応募要項にある「100文字前後であれば厳密な文字数にはこだわりません。専用テンプレートの1ページ内で入力してください(本文が162字以内を上限とします)」というルールに反しないかぎりは、そのまま採用いたしました。一部、文字サイズが小さすぎるなど、選考に支障がでると考えられた場合は、テンプレートを使用していない場合と同様に処理しました。なお、「お返事をいただけなかった場合は了承いただけたとみなします」と明記の上、そのように処理しました。

応募要項違反の場合

文字数、ページ数などが応募要項をオーバーしている場合は、その旨を返信し、修正したものをいただいた時点でエントリーとして処理しました。

ぶら下げ組みの文字カウントについて

本文が162文字をオーバーする場合でも、正式なテンプレートを設定を変更せずに使用していて、句読点の「ぶら下げ」によってオーバーしている場合は、例外として162文字以内とカウントすることにしました。

最少文字数の作品について

今回の応募作品中、最少文字数のものは30文字で「100文字小説」というコンセプトからは、やや外れる印象もありましたが、応募要項に反している訳ではなく、また、そのように少ない文字数の作品が他の作品には見られなかったため、オリジナリティの一種と判断して、エントリー処理しました。こういう作品が増えてしまうことで、小説ではなく一発ネタを競うことになってしまう自体は避けたいので、今後のコンクールではルールを検討したいと思います。

連作作品について

作品中、前半の50文字程度が同じ文章で構成される連作のような三作品を応募された方がいらっしゃいました。応募要項では「「最後の一行だけ変えた」ような類似性の高い作品での複数応募は、イルカの判断で処理いたします。」と明記しておりましたが、これはオチだけを変えて作品数をいたずらに水増しするような応募を避けるためのルールでした。いただいた作品では、詩の反復法のように冒頭に同じ文章が用いられることで、後半の文章が引き立ってくるという表現効果を生んでいました。このような形式で応募された方が、他の作品には見られなかったので、オリジナリティの一種として判断することにしました。ただし、三本分を使って表現するのは文字数の上限ルールの意義を弱めてしまうため、二つで一作品とする特例処理をしました。今後のコンクールではルールを検討します。

応募上限数と「ブロック3作品まで」のルールについて

今回の最多応募者の方は「おひとりで15作品」のご応募でした。とても多作な方でブロックが開始されるごとに3作品ずつ、ご応募いただいていました。あまりにもこの方の応募能力が高いため、他の方との数に差がひらき、応募総数の2割以上が、この方の作品という状態になっていました。そこで、主催者側のルールに落ち度があるのを謝罪し、こちらのコンクールの主催意図を説明した上で、「応募上限数」を設けさせていだけないかと相談させていただき、快くご了承いただきました。ご希望により、15作品を上限として、越えた分は取り下げという形にしていただきました。以降、内部的にはすべての方に15作品までというルールで進めていて、上限に近くなる方がいれば個別に相談させる方針としていました。実際は、相談させていただいたのは2番目に多かった方のみで、この方は最終的に14作品の応募でした。応募要項に矛盾点があったために生じた自体でしたので、今後のコンクールでは、このようなことのないようにルールを検討していきます。

2021/04/09
100文字小説大賞運営責任
緋片イルカ

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