「脚本講習」レポート

2022年7月より4回にわたって「脚本講習」を開催しました。
講習の様子や、受講後に頂いたアンケートをまとめておきます。

参加者情報

人数:5名(脚本未経験者3名)
男:女=3:2
平均年齢:38.4歳

受講後アンケート

任意でご回答いただいた受講後のアンケートをご紹介します。
現在2名分ですが、追加提出があったら追記します。

●今回の講習全般について、満足度はどれくらいですか? 10段階評価でお答えください。(1:不満がある~5:普通~10:とても満足)
平均:9.5

●そのように感じられた理由や内容がありましたら、具体的に教えてください。
今までただ文章を書いているだけで、何がどうしたら面白くなるのか想像もできない状態でした。
それが脚本という形式や一緒に学ぶ人たちのおかげで、何かが見えてきたぞ!という感覚に。
誰にどう見せるのか。どういう話を提供したいのか。
『面白い作品』や『エンタメ』とは何なのか。
分析をしながら、これからの自分の作り出すものを研ぎ澄ませていきたいです。
(I.S.さん、30代女性)

ビートシートや脚本の作り方、ポイントが参考になり、理解や創作に役立った。
ビートシートや脚本のテンプレートが役立った。
脚本添削では創作に必要なポイントや修正点を学ぶことが出来た。
講習生同士のやり取りが重視されていて、自分を他人の目から見ること、他人の視点が学びになった。チームでの仕事を目指す上でも良かった。
少人数で意見のやり取りが速く、良かった半面、運営上一回の講義時間が長く、期間が短かくなってしまった。
場所は上野のレンタルルームの場合、個人的に近いので助かった。
(K.K.さん、30代男性)

●より詳しく学びたかった点などありましたら、教えてください。
媒体によっての演出の差や考慮したほうがいいこと。
ドラマ、映画、アニメ、漫画などのカテゴリ別で気を付けたほうがいいことや、多い演出みたいなものがあったら聞いてみたかったです。
(I.S.さん、30代女性)

●運営方法も含めて、改善できそうな点などがあれば、ご指摘おねがいします。
休憩時間がどのあたりにどの程度とれるのかざっくりでいいので事前にわかっていると嬉しいです笑
(I.S.さん、30代女性)

特になし。
(K.K.さん、30代男性)

●その他、感想をご自由にお書きください。
終始初めての事ばかりでとても高まりました!
やる気スイッチにもなりましたし、感覚だけじゃなくて分析や三幕構成の理解も必要なんだと焦りもしました。
脚本という新しい世界を教えてくださってありがとうございます。
今後も挑戦していきたいです!
(I.S.さん、30代女性)

ビートシートについては文学村サイトや関連書籍を読んでいたのでまだ理解しやすかったが、英語ということもあり、初学者にとってはやや難しいと感じた。
(K.K.さん、30代男性)

今後について

受講者のうち4名は、今後ドラマ脚本のチームに入っていただき、現場で腕を磨きながらプロとして一人でやっていけるレベルを目指していただきます(※1名は2回目以降すべて欠席でした)。

「分析会」での脚本や企画書の提出を受け付け、技術的なフォローアップもつづけていきます。

参加された方々が、プロの脚本家になっていただければ、これ幸いと思っております。

今後も、同様の講習を開催して、プロ脚本家を養成することを検討しております。

人数の集まりや、イルカの空き時間にもよるので、開催時期含めて全く未定ですが、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、あらかじめご連絡いただければ調整したいと思います。

また、今回の「脚本講習」参加者も、4回の講習だけで技術が完成したということではないので、継続的に「分析会」への参加を勧めております。

将来的に、実力アップをされたい方は、ぜひ、分析会からのご参加をお待ちしております。

緋片イルカ 2022.8.28

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