※このページで脚本が読めます(初稿と修正稿、PDF形式)。
※作品はライターズルームのメンバーによるもので、作者の了承を得た上で掲載しています。無断転載は禁止。本ページへのリンクはご自由に。
※作者の励みになりますので、コメント欄に感想を頂けましたら嬉しく思います。
初稿(★4.37)
脚本_雨森39v1『ブルーハウス検証』(冒頭セリフ指定)_251206
雨森れに
●自己採点
「好き」1.5「脚本」1.5
●ログライン100
配信者の友未は、心霊スポット凸撃配信をし実際に心霊現象を体験するが、いとこの優のおかげで解明し、登録者数を増やす。
●フック/テーマ
心スポ凸/心霊現象
●ねらい/テーマ触媒
ねらい:ブレア・ウィッチ・プロジェクトのように手持ちカメラのシーンを使う
テーマ触媒:冒頭セリフ指定
●感想
初心者禁止事項を破りまくりですが、やりたいことに挑戦できました。
30分ぐらいの尺でやる話だと思うので、詰め込みすぎが目立ってるような気がします。
ここら辺で切れば?とか削除する部分のご意見いただけると嬉しいです。
フィードバック
米俵
●採点
「好き」2.2「脚本」2.2
●ログライン100
ライブ配信のために心霊スポットに来た友未と優は、女がすすり泣く声が聞こえるというブルーハウスを訪れ、その声の正体を突き止める。
●フック/テーマ
心霊スポットからの配信・心霊現象の解明/不明
●カタリスト
柱5 女のすすり泣く声
●不明点・不自然な点
・日常系配信者と言っていて、なぜ心霊スポットなのかな?とは思いました。
・謎解明が早い気はしました。(ただ、尺的に仕方ないのかもしれません)
●自由感想
・配信ならではのホラーの緊張感が伝わってきて面白かったです。ホラー描写はさすがだなと思いました。
・ただ、ADHDやASDといった部分は薄い印象を受けました。
それぞれの特性が原因で判断がズレたり、状況が悪化するといった場面が見えると、ホラーとの繋がりも見え、この2人だから面白いという形にも繋がっていくのかなと思いました。
脚本太郎
●採点
「好き」2.6「脚本」2.4
●ログライン100
配信者の友末は、従妹の優をゲストに心霊企画として女の泣き声が聞こえるというブルーハウスを訪れ、優の助けもあって謎を解明する。
●フック/テーマ
POV視点、配信者/不明
●カタリスト
柱5:女のすすり泣く声。
●不明点・不自然な点
・発達障害であることを強調する理由がよく分かりませんでした。
・謎の解決が早すぎるのは自分も感じたので、探索パートにもう少し時間を割いても良いかもしれません。
●自由感想
・配信者二人が主人公というのは自分は見たことがなかったので新鮮に感じました。また、シリーズ化もしやすそうに思います。
・真相は面白いと思うのですが、もう少し原理など突き詰められた方が納得できたと思います。
・フェイクドキュメンタリーブームなので、いっそ全編POVの方がフックになるかも? と思いました。難しそうですが……
さいの
●採点
「好き」2.8「脚本」2.3
●ログライン100
いとこの優と共に心霊スポット突撃配信をしている友未は、女のすすり泣く声が聞こえると噂のブルーハウスを訪れ、声の正体は強風が鍾乳洞に吹き込むことによる物理現象だと看破する。
●フック/テーマ
心霊スポットの配信/死者の遺したもの
●カタリスト
柱5: 女のすすり泣く声
●不明点・不自然な点
・特に無し。
●自由感想
・冒頭のジャンルのセットアップがしっかりしていたため、ホラー作品と期待して読むすることができました。一方、内容的には淡々と調査が進んでいく印象で、怖がらせたい作品ではないのかな?と少し迷子でした。
・「心霊スポット」に好奇の目を向けて消費しようとせず、遺物から生きていた人間の影を感じ取ろうとする姿勢を二人の対比で描くというのがテーマ的な部分になるかな(できそうだな)と思い、面白いと思いました。単に心霊現象ではなく物理現象だったというプロット部分の大味だけで終わらない広がりがあるような期待もあります。二人のADHD、ASDの設定も現時点だと無くても成立するように思い、「何をフックとして見せたいのか」の焦点があまり定まってない印象を受けました。ホラーなのでキャラクター描写が弱くとも成立可能とは思いますが、そこを描くことがこの作品の魅力になると思い、それを読みたいと思います。一方で短編だとどれくらい詰め込めるのかなとも思います。
・構造的には「心霊現象かと思ったら物理現象だった」という分かりやすい期待と裏切りがあるので、まず構成はそれに倣う形の方が良いかなと思います。謎(女のすすり泣く声の正体は)→誤った答え(そこに住んでいた女が……)→一定の答え(鍾乳洞の物理現象)→アンサー(女の墓をそっとしといてあげよう)という具合です。最後、すすり泣く声が鳴らないよう、二人で何かしてあげたいですね。
しののめ
●採点
「好き」2.3「脚本」2.2
●ログライン100
いとこ同士で配信者をしている友美と優は、ブルーハウスという心霊スポットに向かう中、女がすすり泣く声を聞く。ブルーハウスに辿り着き、青一色の部屋や目の抉られた大量のぬいぐるみを発見するも、すすり泣きの原因を解明し、登録者数を増やす。
●フック/テーマ
心霊スポット配信、発達障害コンビ/心霊現象の解明
●カタリスト
柱5.女のすすり泣く声。
●不明点・不自然な点
・優の懐中電灯が岩肌を捕える。→「捉える」が適切かなと思いました。
●自由感想
・ホラー描写など流石だなと思いながら拝読しました。私はまだホラーを書いたことがないので尊敬します…!個人的には特にオチ(柱14)が好きでした。タイトルもお洒落で好きです。
・山極さんの仰る通り、友未の主人公感が少し薄かったかもしれません。謎を解決するのが優だからというのも大きい気がします。ビビッている風なのに先に鍾乳洞へ入るなど、配信者としての魂胆はちらほら垣間見えるので、そのあたりをWantとしてもう少し分かりやすく見せることができれば良いのかな…?とも思いました。
・この尺なので出しどころがなかったのだと思いますが、ADHD感、ASD感があまり無かったのが気になりました。知人に手帳持ちのASDなどちらほらいるのですが、ADHDとASDって結構真逆な側面もある気がして、凸凹感やチグハグ感も出やすい気がします。明確に「ADHD」などのワードが出ると、どうしてもそういうものを多少期待してしまうなと思いました。あるいは本人たちが配信の為に発達障害を強調しているだけで、実際はフックとして良いように利用している、みたいな批判性があるとかでもそれはそれで面白いし、メタ的にそういう作品自体への批判にもなり得るなと思いました。ただ、「発達障害を自称する人への偏見」みたいな問題もあるので、迂闊に触り辛い題材かもしれませんが…。
・私も、ブルーハウスに到着してから謎解明までが早かった気がします。ブルーハウス及びその周辺の異様さや不気味さをもっと見たいし、それを探る中で二人が気質の違いから軽く揉めたりしても良いのかな?と思いました。
山極瞭一朗
●採点
「好き」2.2「脚本」2.0
●ログライン100
配信者の友未はいとこの優とともに心霊スポットに赴く。そこで女のすすり泣く声をきいたことをきっかけに、真相を探り、優は声の正体にたどり着く。
●フック/テーマ
心霊スポット/心霊現象の解明
●カタリスト
柱5.女のすすり泣く声。
●不明点・不自然な点
柱10.風かこっちから→風がこっちからだと思います。濁点抜けてました。 物語を牽引しているのは優で、だからこそ友未にあまり感情移入ができなかったです。どうして心霊系配信者をしているのか。そのあたりが垣間見たかったように感じます。ラストからするにビビりは演技だとしても、ずっとビビっていて、主人公感をあまり見いだせなかったです。wantがあまり捉えられなかったことにも起因しているように思いました。
●自由感想
心霊現象かと思ったら実はちゃんと原因があったというのは、着眼点として面白いと感じました。ただ、真相にたどり着くのが速攻で、もう少し悩んでほしかったというのが気持ちとしてあります。 冒頭でブルーハウスに着くところから始めて、そこで女のすすり泣く声が聞こえて、実際に中に入って検証でも良い気がしました。タイトルにも合う気がします。そのシーンからでも、ビビっている友未や背中を押す優のセットアプはできると感じました。
修正稿(★4.78)
脚本_雨森39v2『ブルーハウス検証』(冒頭セリフ指定)_260113
修正期間:2025.12.16→2026.1.13(28日)
雨森れに
●自己採点
「好き」2.1「脚本」2
●ログライン100
配信者の友未は、収益化を目指して心霊スポット凸をし心霊現象を体験した上に異様な光景を見ることになるが、いとこの優のおかげで心霊現象を解明し、収益化の一歩を踏み出す。
●フック/テーマ
心スポ凸/心霊現象の解明
●ねらい/テーマ触媒
ねらい:ブレア・ウィッチ・プロジェクトのように手持ちカメラのシーンを使う
テーマ触媒:冒頭セリフ指定
●感想
起こってることはそのままに、いろいろ調整してみました。
洞窟に行くと尺の無駄遣いなので、現地で解明したりとか。
特にキャラクターの特性あたりは、今回の話では邪魔に思えたので明言しないようにしてあります。
みなさんの意見が大変参考になりました。ありがとうございます!
修正稿へのフィードバック
米俵
●採点
「好き」2.5「脚本」2.7
●自由感想
・配信画面と現実を行き来する流れが整理されていて、読みやすく、映像もイメージしやすくなったと感じました。
・収益化という理由が加わったことで、心霊スポットを選んだ納得感が生まれ、友未のキャラクター像も初稿より掴みやすくなったと思いました。
・また、舞台をブルーハウスに絞ったことで、踏み込んでしまった感覚や後味の怖さが前に出てきた印象になり、テンポも格段に良くなったと感じました。
・通気口の仕掛けで一度納得させたうえで、それでも残る違和感をラストにつなげる構成が面白く、単なる心霊否定では終わらない点が特に印象に残りました。
・一方で、ラストの骸骨が強い分、途中で、ここで生活していた人の痕跡がもう少し匂わされていると、怖さが更に積み上がる気がしました。
脚本太郎
●採点
「好き」2.6 「脚本」2.5
●自由感想
・発達障害の表明は必要性が感じられなかったので削って正解だと思います。
・冒頭のシーンが削られて、メインであるブルーハウスのシーンが増えたため読みやすくなりました。
・謎があっさり解決した感じはまだ少しありましたが、ぬいぐるみの目を取った理由の考察が追加されていて面白かったです。
さいの
●採点
「好き」2.3「脚本」2.3
●自由感想
・二人のキャラクターが後景になり、プロットアークは明確になったように思います。友未のビビリが演技なら柱3の時点から配信は始まってたんでしょうか?もしくは優を焚き付けるためにビビってただけなんでしょうか?
・友未がビビってると思ったら配信のための演技だった事と、配信のためとはいえ死者の尊厳を守る人物である事がキャラクター描写上の面白い点だと思います。どちらかに焦点を絞って描くと、テーマが出てくるのではないかと思いました。
・これは自分の悩みでもあるのですが、ブルーハウスのようなオリジナルの場所を出してト書きだけで間取りや構造を読者に理解させるのは難しいというか、形式上ほぼ不可能だなと思います。柱6の描写はそこに苦心されているなという印象を受けました。挿絵や詳細な説明が先にあれば一発で分かることではあるので、あくまでト書きは描写のツールだと割り切って使えるようになりたいと、常々思います。
しののめ
●採点
「好き」2.5「脚本」2.6
●自由感想
・最初からブルーハウスの検証に尺が割かれており、楽しめました。不可解な点が沢山出てくる中、通気口の仕掛けのみならず、ぬいぐるみの目が抉られている理由などにも推測という形ではありますが言及されており、そういう可能性もあるのか~なるほどな~と思いながら読めました。謎がある程度は解消される部分と、謎のまま残される部分とのバランスが良く、続きがあるなら読みたい、もっと全容が知りたいと思わされるお話でした。
山極瞭一朗
●採点
「好き」2.3「脚本」2.3
●自由感想
収益化を目指したいというwantが芽生えたことで、初稿より友未が前のまりになったため、主人公感が増したように思いました。とはいえ、真相解明するのは優の役割なので、その点まだ優が目立っていたかなという印象も受けました。 ブルーハウスのところから始まって、そこでの現場検証に重きを置かれたことで、タイトルの回収もなされていてよいなと感じました。一方で、すぐに真相がわかったという感は否めず(尺の問題もあるかと思いますが)、あーでもないこうでもないというバトルを経ての真相解明を見たかったようにも思いました。
ChatGPT
●一番大きな問題点:検証で「原因を解明した安心」と、ラストで明かされる「本当に残っていたもの」の切り替えがやや急で、友未が“深入りしない”と判断する心理に、もう一段だけ葛藤や違和感の積み重ねがあると余韻がさらに強くなる。
●良い点:配信画面という形式を使った情報量のコントロールが巧みで、理屈で怖さを剥がしたはずなのに、最後に情念だけが残る構造がとても上手い。心霊×配信文化の相性が抜群。
●応援メッセージ:理性で説明し尽くした先に、説明できないものをそっと置くセンスが光ってます。ホラーとしても今っぽく、映像化が自然に想像できる脚本です。この路線、かなり強いので自信持ってください。
採点
| 初稿 | 修正稿 | |||
| 好き | 脚本 | 好き | 脚本 | |
| 雨森 | 1.5 | 1.5 | 2.1 | 2 |
| 米俵 | 2.2 | 2.2 | 2.5 | 2.7 |
| 太郎 | 2.6 | 2.4 | 2.6 | 2.5 |
| さいの | 2.8 | 2.3 | 2.3 | 2.3 |
| しののめ | 2.3 | 2.2 | 2.5 | 2.6 |
| 山極 | 2.2 | 2 | 2.3 | 2.3 |
| 平均 | 2.27 | 2.10 | 2.38 | 2.40 |
| 合計 | 4.37 | 4.78 | ||
2026.1.22 アップ
★当サイトの作品を原作に利用したい。執筆を依頼したい。あなたの作品を分析して欲しいなどあれば……ライターズルーム仕事依頼
