※作品は「脚本講習」の参加者によるもので、作者の了承を得た上で掲載しています。無断転載は禁止します。本ページへのリンクは可能です。
イルカのコメント
この作品は「分析会」で詳細コメント済みのため、大きい部分のみ箇条書きにて。
・人物が「何をしているのか?」のト書きは必ず書くこと。人物が多いときは読み手が混乱しないよう、登場の仕方に工夫をする。メインキャラを先に会話させて、サブキャラは後から登場するなど。
・複数人の会話シーンは初心者には難しい。一人一人のwantを確認して、シーン自体が何のシーンかブレないように、誰がどのタイミングで話すかをコントロールしなくてはいけない。
・「男らしさ」といった抽象的なテーマをセリフで話させると説教くさくなる。テーマは構成や主人公の設定自体に仕込んで、観客に無意識に伝えるもの。
※ゲッペルスの(恐ろしい)名言「プロパガンダの唯一にして最高にのテクニックは、それがプロパガンダと気付かれないことだ」
・会話の内容やリアクションが中学生らしくもない。マンガや小説と、実写のセリフは全く印象が変わる。マンガでは許されているような言い回しも、役者が話した時点で浮くことが多い。リアルなセリフを目指すように。
・過去の作品と比べて、セリフが説明的にならないように工夫している跡は見られて◎
「分析会」参加者評点
Iさん | Sさん | Kさん | イルカ | 平均 | |
好き | 3 | 3 | 3 | 2 | 2.75 |
脚本 | 2 | 3 | 3 | 1 | 2.25 |
緋片イルカ 2022.11.27