【第2回 100文字小説大賞】イルカ投票作品の感想

「第2回100文字小説大賞」に関するすべてのイベントは終了しました。

応募してくださった方はもちろん、投票に参加くださった方にも大変、感謝しております。

投票期間中は、選考委員であるイルカも、皆さまと同じように各ブロック2票のルールで投票に参加しておりました。

ここで公開するのは、イルカが投票した作品と、それぞれの感想です。投票する前に書いたもので、一次選考はもちろん、投票時点での暫定順位も知らずに書いた感想です。

人によって感じ方、受け取り方がまったく違う、というのは投票に参加いただいた方は、みなさま感じられたかと思います。それを伝えたくて、今回のコンクールでは投票制を入れました。

「投票制」などにしておきながら、こんなことを言うと矛盾に思う方もいるかもしれませんが、小説は人気投票ではありません。

売れている小説が優れているとも思いません。通過作品も受賞作も、選ぶ人が変われば、結果は変わります。

そもそも「優」や「劣」がつくには基準が必要で、その基準が変われば、評価も結果も変わります。

僕の基準は「ストーリーサークル」という考え方でまとめていますが、これ自体は、前回の「100文字小説大賞」の選考委員をした経験から考えたものです。

投票という形式では「わかりやすくて、オチがはっきりしているもの」が票を得やすい傾向があります。これは、一般的にエンターテイメント作品が売れるのと同じです。

けれど、それだけが物語の価値ではないことは、みなさん感じておられると思います。大ヒット作にがっかりしたことだって、誰にも経験があることでしょう。

裏を返せば、得票数なんか少なくても、素敵な作品があります。

僕は作品は100人に一人でも共感してくれれば充分だと思っています(参考記事:文学を考える12【1%に向けて書く】)。

もっと言うなら、世界中の誰一人として共感してくれなくても、作者にとって大切な作品であれば、それだけでも、価値ある作品なのだと思います。

一人の人間の「思い」に優劣などつけられません。

作者の「思い」を受け取るように読めば、すべての作品に、いいところが見えてきます。

ただし技術的な差によって「思い」を強烈に伝え想像力をかき立てるものもあれば、誤読されて伝わらないものもあります。

そのあたりについても、僕が感じたことは、きちんと書かせていただきました。

くり返しになりますが、あくまで僕の基準です。講評などといった高尚なものではありません。一個人の感想です。

僕も書く人間なのでよくわかりますが、一生懸命書いた作品が落選したときはショックですし、自分を否定されたような気持ちすら感じるときがあります。

しかし、すべての作品をきちんと読んでおりますし、投票していない作品を無視するつもりはありません。

受賞作発表の音声などでも話しておりますが、もしも、僕の感想が欲しいという(奇特な)方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください(※応募者本人という確認がとれるようメールからお願いします)。

しまうまさんと一緒にラジオ「ほっこりトーク」内で述べさせていただきます。放送することをご了承の上でお問い合わせください。なお、シビアな意見が欲しいか、「お手柔らかに」がいいかなどもご記入いただけたら、ご希望に合わせて述べます。

感想はどんな一言でも、作者の励みや刺激になります。無視されるより、ダメ出しされる方が嬉しいものです。

気になる作品や作者に伝えたい感想などある方は、どうぞ、コメントをお寄せください。→ 第2回「100文字小説大賞」感想 掲示板

イルカ感想

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※尚、イルカの独断で選ぶ「イルカ賞」はこの作品の中から選びます。

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