アニメ『はたらく細胞』(視聴メモ)

『はたらく細胞』第1話 肺炎球菌

シーズン2『はたらく細胞!!』たんこぶ

『はたらく細胞BLACK』第1話 喫煙、細菌、終わりの始まり。

一個人の感想:
ずいぶん前に流行ったアニメなので今さら「血小板ちゃん達かわいい」とか言うこともないだろうけど、ちょっとした息抜きに見るのにちょうどよかった。連続で見ると飽きる。寝る前のちょっとした手持ち無沙汰な時間に1話分だけ見るぐらいにいい。がん細胞が出てきたシリアス展開(ミッドポイントになってる)は、世界系みたいないいセリフがあって共感してしまいそうになるが「いや、でも、君、癌細胞でしょ」と笑ってしまい、へんな気持ちになる。シーズン2では、ほとんど出番がなかった好きな声優さんのキャラが活躍してたのが嬉しかった。キャラが変わってのブラックの方は、コンセプトは面白いが、息抜きにみるかんじでないのと、僕には合わなかった。1話と、他、なんとなく気になるところだけ再生して見るのはやめた。キャラの魅力に欠ける。ブラック企業になぞらえた不健康な体(舞台)に対して、主人公が世界を変える力を予見させなければ物語構造としては、葛藤にならないが、赤血球という一つの細胞が肉体を変えるなんて不可能だというジレンマに負けている。ディープなネタも多くて、ブラックジョークのブラックでもあるのだろうが、それならもっとぶっとんだ描き方で、笑えた方がよかった。へんにシリアス展開にされても、癌細胞と同じで、入り込めない。もっと、きちんとした世界観のアニメを見た方がマシという気になってしまう。

緋片イルカ 2021/11/05

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