基本情報
wikipedia:
ウサーマ・ビン・ラーディン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3
MBTI
https://www.personality-database.com/profile/2717/osama-bin-laden-radicals-mbti-personality-type
※診断結果はリンク先の結果を参考にしているだけで専門的な知見などではありません。あくまで作家と作品を考えるきっかけとして利用しています。
興味関心の方向(Favorite world)
E – 外向型(Extravertion)
I – 内向型(Introvertion)97%
ものの見方(Information)
S – 感覚型(Sensation)
N – 直観型(Intuition)94%
判断の仕方(Decisions)
T – 思考型(Thinking)
F – 感情型(Feeling)92%
外界への接し方(Structure)
J – 判断型(Judging)88%
P – 知覚型(Perceiving)
言葉
演説引用元『世界を動かした21の演説――あなたにとって「正しいこと」とは何か』
アメリカのみなさん。私は今日みなさんに、マンハッタンの惨事が再び起こるのを防ぐ理想的な方法と、戦争とその原因と結果についてお話ししたい。
始める前にあなたがたにお伝えしておきます。安全はなくてはならない人間生活の支柱です。自由な人間は自らの安全を放棄したりはしません。ブッシュは私たちが自由を憎んでいると言いますが、そうではありません。
ブッシュの言うとおりだとすれば、私たちがたとえばスウェーデンを攻撃しないのはなぜなのか、彼に説明してもらいたいものです。自由を憎む者にあの一九人のような挑戦的精神があるはずがないことを、私たちは知っています。彼らにアラーのお慈悲がありますように(九・一一のテロは一九人のハイジャック犯によって実行された。四人以外はサウジアラビア出身者だった)。
私たちが戦うのは、抑圧に泣き寝入りしない自由な人間であるからなのです。私たちは祖国に自由を取り戻したいのです。あなたがたが私たちの国々を荒廃させるなら、私たちも同じようにあなたがたの国を荒廃させます。
他人の安全をもてあそんでおきながら、自分は安全だと信じ込むのは、愚かな盗人だけです。しかし、賢明な人々は惨事に見舞われたら、二度と繰り返されないよう原因を探ることを優先します。
しかし私は、あなたがたには驚かされました。九・一一からもう四年目に入ったというのに、ブッシュはまだ事実をねじ曲げ、ごまかし、皆さんの目から真実を隠しています。つまり、あのとき起きたことが繰り返される理由はまだ存在しているのです。
アラーは、私たちは高層ビルを攻撃するなど考えてもいなかったことをご存知です。しかし、事態は耐えがたくなり、米国・イスラエル同盟がパレスチナとレバノンの人民に与えた迫害と暴虐をこの目で見たとき、その考えが頭に浮かんだのです。
私の魂に強い衝撃を与えた出来事は、一九八二年に米国がイスラエルのレバノン侵攻を許し、米国第六艦隊が支援したときに始まりました。爆撃か始まり、多くの死傷者が出て、人々は恐怖におののき難民と化しました。
私はあの惨状が忘れられませんでした。流血と引きちぎられた手足、女性と子供がそこかしこに倒れていました。家は住人もろとも破壊され、高層ビルが人々の上に崩れ落ち、ロケット弾が私たちの住まいに容赦なく降り注ぎました。
つまり九月一一日の出来事は、このようなイメージを背景に、そうした邪悪な行為への私たちからの返答としてもたらされたのです。自分の聖域を守るのは非難されるべきことでしょうか。
自分たちを守り、迫害者に同じような罰を与えることは、唾棄すべきテロリズムでしょうか。もしそうだとしても、私たちはそうしないわけにはいきません。
私が九月一一日の何年も前から言葉と行動で繰り返しあなたがたに伝えようとしていたのは、このことです。
結論として、真実を言いましょう。あなたがたの安全はケリーの手の中にあるのでも、ブッシュの手の中にあるのでも、アルカイダの手の中にあるものでもありません。とんでもない。
あなたがたの安全はあなたがた自身の手中にあるのです。そして、私たちの安全をもてあそばない州は、おのずと安全を保証されることになるのです。
(パキスタン、ワジリスタン2004.10.29)
緋片イルカ 2022.10.6