群像新人文学賞

📝ポイント

純文学系といわれるコンクールの一つです。受賞作は文芸誌『群像』に掲載されます。五大文学誌で書きつづけることで芥川賞への可能性が開けてきます。受賞作だけでなく選考委員の作品にも触れておくとよいと思います。

📕参考作品

村上春樹『風の歌を聴け』
第22回（1979年度）群像新人文学賞受賞作品。

村上龍『限りなく透明に近いブルー』
第19回（1976年度）群像新人文学賞受賞作品。

多和田葉子『かかとを失くして 三人関係 文字移植』
第34回（1991年度）群像新人文学賞受賞作品。『犬婿入り』で第108回（1992年下半期）芥川賞受賞。

阿部和重『アメリカの夜』
第37回（1994年度）群像新人文学賞受賞作品。『グランド・フィナーレ』で第132回（2004年下半期）芥川賞受賞。

村田沙耶香『授乳』
第46回（2003年度）群像新人文学賞受賞作品。『コンビニ人間 』で第155回（2016年上半期）芥川賞受賞。

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