みんなでノベルゲームの注意事項

「みんなで創作」という企画が、つまづきやすいのは方向性が見えないことだと思います。映画でいえば監督がいない現場のようなもので、いろんな人があれこれ言い出すと、まとまらない、進まない状態に陥ってしまうと思います。

そこで、今回の企画には以下の方向性をを設けています。ご理解、ご了承の上、ご参加ください。

ゲーム・ストーリーの意図

このゲームの当初のコンセプトは「100このエンディングがある」ということです。
これ自体がゲームとしてのウリにして、ゲーム実況のYoutuberさんとかがやってくれたら嬉しいな~なんてセコい狙いもあります。
みなさんが、参加くださって「100人が参加したゲーム」というウリがついたら楽しいなと思ってます。

ストーリー上のコンセプトは「一人を助ける」と「別の誰かが死ぬ」というバタフライエフェクトがテーマです。
僕が書いた導入部分で、女の子が死んでいますが、彼女を助けると、別の誰か(何か?)が死んでしまうという流れは守ってもらいたいと思っています。

それをグッドエンドというか、バッドエンドととるかは、それぞれの価値観があると思います(←ここも、みんなで作ったら楽しいだろうなという1つの狙いです)。

ゲームをプレイする人は、たいてい、さまざまなエンディングを見てから、さいごのトゥルーエンドにいくと思います。
99パターンの「誰かを助けたら、誰かが死ぬ」を見たあとに、「誰も死なない日常」をみたら、それは奇跡に感じるのではないかな?というのが、この作品でやりたいテーマでもあります。これは現時点で僕が想定しているトゥルーエンドですが、もっと素晴らしいエンドがあれば大歓迎です。

以上の、ゲームのコンセプト自体は、ご理解いただいた上で参加いただけると嬉しいです。

以下は、その他の細かい注意点や、具体的な募集内容です。

募集内容

上記の「一人助けると一人死ぬ」ルールだけは守ってください。それ以外はジャンルも展開もキャラクターも自由に書いてください。むしろ、めちゃくちゃに展開していくのを期待していたりもします。

・書いていただいたものは、当サイトにアップして公表し、別の誰かに続きを書いてもらう形にしたいと考えています。なので、ストーリーに一カ所以上は「分岐点」をつくっておいてください。エンディングにしていただいてもかまいません。

ページ数は自由です。つまったら途中で止めて、別の人に分岐点でバトンパスなんてのもありです。

・コンクールではないので不採用はありません。あるい程度のエログロは許容範囲ですが、ひどく公序良俗に反するとか、著作権違反などなければ、書いていただいたままを採用します。こちらから書き直しを求めることもありません。当然ですがクレジット表記もします。

・イルカの導入部分はシナリオ形式で書いていますが、小説形式でもかまいません(最終的にはゲーム化するときに演出が入ると思います)。

・もちろんですが1人で何回も参加していただくのも大歓迎です。

・エンディングが100個あつまったらゲーム化したいとは考えていますが、ほとんど応募がこない可能性も高くせっかく参加くださったのに、ゲーム化まで長期間いかない場合があることも予めご了承ください(※イルカの都合で企画を取り下げることはありません)。100のエンディングに拘りすぎず、様子をみて完成に向けた作業に入っていきたいとは思っています。

・ゲームのクオリティは素人に毛が生えたレベルだとご了承ください。むしろ、そちらの面でサポートしてくださる方も大歓迎です。ボイス、音楽、イラストなども。

原稿料はございません。ご了承ください。欲しければアメちゃんあげます。他に、こちらでできる恩返しはサイトで宣伝していただくぐらいでしょうか……。

・アイデアだけあって書いてみたいけど、なんて方がいらっしゃれば、ぜひご相談ください。

・その他、なんでも、ご興味ある方がいましたら以下のメールまで連絡ください。

irukauma@gmail.com

緋片イルカ 2020/05/30