プノンペンに暮らす女子大生のソポンは、病を患う母と厳しい軍人の父、そして口うるさい弟との息苦しい生活にうんざりしていた。ある晩、ソポンは廃墟のような映画館へ迷いこむと、古ぼけたスクリーンには自分とそっくりの少女が映し出されていた。驚きに目を見はるソポン。主演女優“ソテア”はソポンの母だった。映画は、クメール・ルージュがカンボジアを支配する前年、1974年に作られた未公開のラブ・ストーリー『長い家路』だった。と内戦の混乱で映画の最終巻が紛失し、結末を見ることができないのだった。映画館の主人で映写技師のソカから映画の最終巻がない理由を聞き、ソポンは、映画の最後を撮り直せないかと思いつく・・・。(C) 2014 HANUMAN CO.,LTD
一個人の感想:
ショートショートフィルムフェスティバルで、いろんな国の映画を見るのが好きだった。そこでは見てるかもしれないが、長編とsちえはカンボジアの映画は初めて見たと思う。演技やショット、脚本など、技術的なことはともかくとして、異国情緒的な味わいは楽しめた。