小説『ダブリンの市民』(読書メモ)

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※あらすじはリンク先でご覧下さい。

感想:
意識の流れの参考のためジョイスに挑戦。まだ手始めというところ。内容は面白いものと退屈なもの半々といった印象。個人的には、
・An Encounter (ある出会い)
・Counterparts (対応)
・A mother (母親)
・The Dead (死者たち)
あたりは好きだった。エピファニーについてはよくわからん。意識の流れとしては『ユリシーズ』まで読まなくてはと思うが、研究者的な視点になるつもりはないので、ハードルが高すぎる気もしている。批評家的な過大評価と感じる部分もあるし、僕の「文学」とは定義が違う気もする。読むべき時がくれば読むことになるのだろう。

緋片イルカ 2023.1.9

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