ドラマSP『死命』(視聴メモ)

2019年5月19日放送

死命 (文春文庫)

『死命』(しめい)は、作家・薬丸岳が著したミステリー小説である(死命 (文春文庫))[1]。2012年4月25日に単行本[1]、2014年11月7日に文庫本[2] が文藝春秋から刊行された。

2019年5月にテレビ朝日系において、『ドラマスペシャル 死命〜刑事のタイムリミット〜』のタイトルでテレビドラマ化された[3] 。

本作はスキルス胃がんを患い、連続殺人犯へと変貌を遂げた青年・榊信一を追うことに生涯を懸ける刑事の蒼井凌、相棒の若手刑事である矢部知樹、そして榊の恋人である山口澄乃の4人の視点から語られている[4]。文芸評論家の郷原宏は、本作について「“死ぬべきいのち”と“生きるか死ぬかの急所”の2つの意味を持つ“死命”を描くことで生きるとは何かを問いかける哲学的なミステリーである」と語っており、著者の薬丸について「異常な殺人衝動に侵された人間をさりげなく一般人の中に息づかせるように描き出せる」作家であると評している[5]。(Wikipediaより)

一個人の感想:
前回の『友罪』と同じ作者の作品を原作とした刑事ドラマ。「死期を前にして連続殺人をする」という設定に惹かれたが、また設定倒れ。内容はいかにもテレビドラマ向けのサスペンスミステリー。犯人に罪の意識を植え付けるために、恋人の遺言をねじ曲げるというところに、面白味があったが、演技も全般も含めて見るのがきつかった。『友罪』同様にタイトルを掛詞にするのは、考えようによっては、そういった言葉遊び意外にストーリーを表すテーマがないからと思える。

★現在、執筆中の小説の参考のため「少年犯罪」「ひきこもり」「凶悪犯罪」を題材にした作品やドキュメントを探しています。ご存知の方、オススメのある方、よかったら教えてください。内容まで、すべてチェックしきれるかはわかりませんが、参考にさせていただきます。

緋片イルカ 2021/05/24

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