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感想
「好き」4 「作品」4 「脚本」4
アンソニー・ミンゲラという監督はあまり掴んでいなかったが『イングリッシュ・ペイシェント』の監督と言われると、納得するものがある。古典的で、スリリングではないが丁寧な撮り方。ショットは安定していて、役者の感情や魅力を捉えている。キャスティングも豪華。編集ウォルター・マーチ。撮監のジョン・シールも認知していなかったが作品歴を見ると納得するものがある。『レインマン』とか。イタリアの景色や、海、ボート上のショットなども綺麗だった。ハイスミスの原作は映画とはだいぶ違うというのを読んだので、比べてみたいと気持ちがあるが、この映画だけでも充分に雰囲気は出ているのではないかと思う。アラン・ドロンはちょっと見る気がしないが。
Year: | 1999 | ||||
Budget: | $40,000,000 | ||||
32% | $12,738,237 | ||||
322% | $128,799,509 | ||||
$88,799,509 |
緋片イルカ 2023.8.17
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