宮沢賢治『やまなし』
物語の中のやさしい会話や、きれいな言葉を声にだしてよんでいると、自分の気持ちが透き通るような、自分も蟹たちのいる水の底にいるような心地になりました。
物語の中のやさしい会話や、きれいな言葉を声にだしてよんでいると、自分の気持ちが透き通るような、自分も蟹たちのいる水の底にいるような心地になりました。
夏休みの終わりにクラスのほぼ全員が入ってるLINEグループで「なんかムカツク」って言われた。そしたら「俺も」とか「前から思ってた」とか、「同意!」って看板もったクマのスタンプまで連打されて、(あ、わたしって嫌われてたんだ)と気がついて、それから行かなくなった……※イルカの小説を、声優の月城くうさんに朗読していただきました。
「ある日、ぼくにお兄ちゃんができた。身長もおんなじ、髪型もおんなじ、左目の泣きぼくろまでおんなじで、鏡の中から出てきたみたいにそっくりだけど、ぼくのお兄ちゃんなんだって……」イルカの小説を、声優の月城くうさんに朗読していただきました。
登場する人、動物、物、自然、そしてその音や描写が様々で、難しいけれど、朗読するたびに想像力が掻き立てられる作品でした。
宮沢賢治の詩『永訣の朝』をアレンジしたものの朗読です。
賢治の作品を読むと、人や動物たちの行動から直接教えられることが多いのですが、この作品は、私にとって反面教師のようになっていて、何かをしようとするたび、最後の一文が思い浮かびます。
「こんな夢をみた……」から始まる十つの幻想物語。 一夜ごとに夢と現実の境界があいまいになっていく……
よだかは容姿の醜さから嫌われ虐げられるが、自らも弱者である虫を食べずには生きられないことを悟る。「僕はもう虫をたべないで餓えて死のう」そして、いのちをかけて夜空をめざすのだった。