Q. 天気予報でよく「暦の上では……」って言うけど、あなたの気持ちの上ではどっち?
— イルカとウマの文学村 (@irukauma) 2018年12月7日
この質問は12/6にさせていただきました。日本は縦に長いので地方によって季節差が大きいのは前提ですが、東京に住む僕の感覚として12月は「秋」と「冬」と「年末」が重なっているような気がしています。
半数以上の方に「冬」と回答していただきましたが、それはやっぱり朝起きた時や、夜の肌寒さからくるところだと思います。出かけるときに何を着ていこうかなと考えたり、予想外に寒かったときの身体感覚が「冬」を感じるのかなと思います。寒い=冬というイメージです。予想外に暑かったときには「冬なのに……」「12月なのに……」と言ったりしますが、その感じ方にすでに「もう冬」という認識が前提としてあるようです。
2位の「年末」というのはカレンダーが最後の一枚になったときに感じます。「ああ、今年も終わりだな~」と。お店ではクリスマスイルミネーションが始まり、ケーキの予約、年賀状の印刷、おせち料理、紅白出場歌手の発表などなど慌ただしく年末年始を感じさせるプロモーションがはじまる。身近でも大掃除や忘年会で忙しくなったりします。通っている美容室の美容師さんと話していたら、そのお店の一番忙しいのは12月で「やっぱり年越す前にさっぱりしておきたいと思う人が多いんです」とおっしゃってました。
一方、気候としてみると、東京ではまだまだ紅葉が見られて「秋」としても美しい時期だったりします。僕自身、つい年末意識が強くて秋を忘れてしまうのですが、今年は「秋」を見かけるたびに写真にとっておりました。街中にもたくさんあるので、みなさんもぜひ探してみてください。
内田康夫先生の小説によく出てくる北区の平塚神社です。
あなたのご意見、感想などもよかったら聞かせてください。(イルカ🐬)