(イルカの独り言)ようやく8月が終わる

※イルカの日記です。有益な情報とかはありませんので、ご了承の上、お読みください。

前回の日記から一ヶ月以上経っていた。

8月は例年通りバイトの忙しい時期。不安定な生活をしている身としては稼ぎ時でもあるので、なるべく働くようにしている。

ストレスは溜まる。

やらなくてはいけないこと、やりたいことがたくさんあるのに、やれないストレス。

いつもより長い時間を拘束されて、草臥れて帰ってきて、ご飯でも食べると眠くなってしまう。

そんな頭で書いても、どうせうまく書けないのは、わかっているので、今日は休もうなんて次の日になると、また仕事。

いわゆる「普通の人」は平日8時間×5日働いて、仕事の後とか土日は休む。

その休む時間を使って、もうひと仕事しなくてはいけないと思うと、なかなかしんどいものがある。

「働きながら作家になった人もいる」なんて美談もあるが、無職で、どうしようもないところから作家になった人もいる。

生活のためにする仕事が、それ自体、クリエイティブなものであれば、相乗効果もあるかもしれないが、単調な仕事が多いアルバイトでは、なかなかむつかしい。

もちろん創作のヒントに出会うことはあるが、毎日毎日の拘束時間に見合った閃きかといえば、そんなはずはない。

「自分の本業はバイトじゃない」という意識で、手を抜いてバイトをする人もいるだろうが、そういうのも性格的にできない。

そんなとき、尊敬している編集者の方がおっしゃってた「デビュー前の新人が、一番大変だよね」という言葉を思い出す。

長年、編集者をされてきた方が、そう言ってくれるのは励みになる。

たまたま、この記事を読んだ、同じように生活のための仕事をしながら、創作を頑張っている人、がんばりましょう。

さて、グチはともかく、ようやく8月が終わる。これで僕はいったん解放される。

やりたいことがたくさんあるが、やらなくてはいけないことが溜まってる。整理しておこう。

●1:舞台脚本

やりたいことでもあるが、相手のあることなので、やらなきゃいけないプレッシャーもある。

8月末に2稿を上げるつもりだったが遅れた。演出部も動きが遅れてるようなので、ちょっと安心できた。

初稿の完成度は40%ぐらい、1~2週間で80%ぐらいにもっていきたい。残り20%は演出との合わせなので、物語としては微調整なので楽。

●2:読書会準備

読書会の準備というのは、以下のような作業がある。
「作品を読む」
「分析シートをつくる」
「作者や作品の背景について調べる」
「当日用の資料をまとめる」

じぶん主催のイベントだから、手を抜いたり予定変更もできるが、それはやっぱりできない。こうやって、半強制的に、じぶんを作品を分析するよう仕向けるために開いているイベントでもあるから、これでいいのだが、継続的に参加してくれる方の利になるようにしたいし、今回は久しぶりに新しい方の申込もあったので楽しみでもある。

サイトへの問いあわせがあった『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』と『或る夜の出来事(字幕版)』はどこかでフィードバックしたいが、リモート分析会とかでとりあげると、半年先とかになってしまうので、何か別の方法を考えたいなと思っている。

ちなみに次のリモート分析会は『シャザム!(字幕版)』の予定。読書会のあと、日付が決まったら告知する。

●3:応募用小説
舞台脚本と、仕事の忙しさを言い訳に止まってしまっていた。一ヶ月近くつづきを書いてない。

けっきょく、これだけ間があくと、最初から読み直して書くハメになる。効率が悪いが、いい作品にするには、それしかないとも思うので、改めて始める。

何回だってやり直す。『矯正視力〇・六』を聴きながら。

公式のMVがなかったので、最新曲をリンクしとく。

●4:マダミス原稿
先日、「マーダーミステリー」というのを集まってやってみた。楽しかった。ずっとコラボしようと言っていた、たおはちチャンネルの虎麦さんが参加してくれて、隙間時間で、10分だけのほっこりトークをとれたのもよかった。今週の金曜にアップ予定。

本題のマダミスの方の感触もつかめた。内容はもちろん書かないが、いいネタが浮かんでいる。いい形になりそうだし、いろいろ展開できそうなので早く進めたい。

とりあえず、舞台脚本が先になりそうだが。、ゆるい関係とは言え、こちらも相手のあることなので、進めるモチベーションがある。

周りの人が楽しんでくれる創作作業はそれだけで楽しい。

物語は自己満で書くものじゃないと思う。それは僕の目指す文学でもある。開いた物語

最近、なんとなく、エンタメと文学の垣根をとりはった物語の意義をつかみかけている。

●5:いくつか創作関連の記事
描写を考えるシリーズも、まだ書きたいネタがあるのだが、間が空いてしまった。

メモを見て、まだ書けそうなのはそのうち書こう。

それとは別に、いくつか、気づいたことがある。そのあたりも、忘れないよう記事にしておきたい。

●6:読みたい本
これは常にあるのだが、今、読みかけで面白いのが『親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる (NHK出版新書)

タイトルはぬるいが、内容は専門的で、最新の知見が示されてて興味深い。読み終わったら、まとめておきたいと思っている。

その辺の、僕が知りたい内容は『子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)』の方が詳しそうなので、そちらも読む。

三幕構成関係では以下の2冊。
脚本の科学 認知と知覚のプロセスから理解する映画と脚本のしくみ

記憶に残るキャラクターの作り方 観客と読者を感情移入させる基本テクニック

どちらも、ずいぶん前に買っておきながら、途中までしか読めてないが、良い本だと感じた。最後まで読みたい。

作家系の
文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室

物語の作り方: ガルシア=マルケスのシナリオ教室

も、買ったきり読めてない。9月に読もう。

他に、小説の資料関係で、図書館から借りてる本が9点か。これも目を通さなくては。

うむ、いっぱいだ。創作関連以外にも、いろいろあるのだが・・・バイトしてる場合じゃないわ。

緋片イルカ 2021/08/30

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