批評について
一人の評論家による鋭い批評、不特定多数によるレビュー、作家と批評の関わりについて考えてみました。
「本音マシーン」
「人が愛し合えないのは本音を言い合えないからだ。私の本音が伝わりさえすれば彼女だって…。」Ｙ博士は失恋の痛手を抱えながら研究室にこもっていた。
同じ映画を3回劇場で見た話
私は同じ映画を上映期間中に2回見る人の気が知れない。 たぶんこの種類の人たちは、レストランでも同じものを注文するタイプだろう。
ログラインを考える5「まとめ」
ここまで考えてきたログラインについてまとめます。
夏目漱石『夢十夜』
「こんな夢をみた……」から始まる十つの幻想物語。 一夜ごとに夢と現実の境界があいまいになっていく……
「風船遊び」
「おらぁ、びりかいな」「のりお。座りなさい」授業中は怖い先生の太い声が今日は優しい。クラスのみんなが笑う。
ログラインを考える4「主人公にミッションを与える」
主人公を変化させるためには試練が必要です。「○○しなくてはいけない」というミッションを与えましょう。
「君だけに言う」
高校に入って初めて声をかけてくれたのが、アスカだった。入学式の翌日、ガイダンスの最中だった。「ねえ、部活決めた？」ショートカットで瞳の大きい、女から見ても可愛い女の子だった。
ログラインを考える3「主人公の願望と旅」
主人公は「旅」を経て変化・成長します。旅立つ前の主人公、「旅」とは何かを考えます。
「アザミの棘」
花言葉が一つじゃないのは知っていたが、アザミには「安心」が似合っていると思っていた。私は３８歳の時、アザミを産んだ。産まれてきたアザミは３０００グラムを超える元気な赤ん坊だった。まさに、私にとって「安心」の子供だった……