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「雪の壁に守られて」(連作3/5)

2学期に入って急に学校に行かなくなったのは、私自身の問題だ。合唱部の人にも迷惑をかけた。 通学の地下鉄で、レイコとクルス君が手をつない...

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宮沢賢治『よだかの星』

よだかは容姿の醜さから嫌われ虐げられるが、自らも弱者である虫を食べずには生きられないことを悟る。「僕はもう虫をたべないで餓えて死のう」そして、いのちをかけて夜空をめざすのだった。

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「フルカラーの思い出」(連作2/5)

クルスセイジのことが気にならないと言ったら嘘になる。けれど、どうでもいいと思うのも嘘ではない。 「もしもし、レイコ?」 クルスセイジ...

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「夢色の約束」(連作1/5)

クリスマスまであと4日。 それは消費期限のように私を急かし、過ぎたらもう二度とこの恋は叶わないとさえ思ってしまう。 クリスマスは恋人...

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「赤い血、青い肌」

女、3人寄れば、うるさい。ミカまで入ればちょっとした宴会だ。 期末テストは終わった。 自由な時間。 「テスト中に太ったかも…。...

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「ふわふわふわ」

「ねえ、付いてるよ、ソース」 ワタシはスガコに言われて胸元の汚れに気付いた。 「あああああ。」 「すぐに拭きなよ? ミートソー...

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「さくらの予感」

彼を一目(ひとめ)見た瞬間、彼と付き合うことはわかった。 入学式の時だった。 私は教室の場所が分からなくて、キョロキョロしていた。 ...

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「サルサレッドのカブトムシ」

男の人と付き合うのは彼で7人目だ。 多いねとか、モテるねという人もいる。 わたしよりも経験の多い人はそうは言わない。 付き合っ...

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「ブサイクシンデレラ」

昼休み。私とカナはいつものように、机を合わせてお弁当を食べていると、隣のクラスのシロサキさんがやってきた。 「みんな、聞いて? これ、...

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「よれたTシャツ」

放課後、日直の仕事をした後だったので、教室には私とアキコしかいなかった。 アキコの話を聞いて驚いた。 アキコの両親は、高校生でお...

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