小説『忘れられた巨人』(三幕構成分析#148)

小説『忘れられた巨人』カズオ・イシグロ
※あらすじはリンク先のAmazonページからご覧下さい。

※この作品は「物語分析会」でとりあげた作品です。

【ビートシート】

Kazuo Ishiguro Facts
https://www.nobelprize.org/prizes/literature/2017/ishiguro/facts/

メモ:
・小説の分析では部立て、章立てを切って考えると考えやすい。
・この本では各章にも構成があるのでテンポはいい。
・全体としてみたとき、主人公は? 「老夫婦」か「アクセル」と「ベアトリス」を分けるか。
・アクセルとベアトリスのwantは違う
・アクセルの過去の時間軸は? アーサー王の下を去ったのとベアトリスと出会ったのがどっちが先か不明。これらに霧の影響は?
・Axlは「A×L」でArthur×Lancelotでは?
・ガウェインというキャラの登場、アーサー王伝説とのリンクの意義は? 二次創作感も?
・ラストがアクセルはベアトリスに冷めたように見えるという意見も。
・象徴の意義:竜、兎、山査子、島=アヴァロン
・作者はインタビューで記憶がテーマと言っている。ノーベル賞作家レベルだと、インタビューの声が大きくなってしまう。
・記憶が少しずつもどってくるという運びは、設定を隠して、読者の興味を煽っているだけであざとい。
・構成が、エンタメ構造になっているので、本質は「竜を倒す冒険譚」でしかない。

緋片イルカ 2023.6.18

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