映画『マッチスティック・メン』(三幕構成分析#150)

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※あらすじはリンク先でご覧下さい。

分析の都合上、結末までの内容を含みますのでご注意ください。

【ビートシート】

「好き」4 「作品」4 「脚本」3

感想

演出・編集のテンポがいい。少し古さはあるがダルくない。演技もいい。ビートがあまり機能していないが、アンジェラとのシーンは魅力的で楽しめる。主人公の神経質さに対する描写もユニーク。一番楽しめた部分を、中途半端なターンオーバーで処理されているのでやや萎える。返し方も見事ではない。そもそもの計画がどこから始まっていたのか? カタリストが「たまたま薬を流したこと」になっているのはいただけない。脚本はかなり粗いが、作品としては見心地はいい。

緋片イルカ 2023.6.20

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