映画『清洲会議』(三幕構成分析#199)

今回の分析対象

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※あらすじはリンク先でご覧下さい。

※この作品は「物語分析会」でとりあげた作品です。詳細説明は会場で行いました。

分析会参加者のビート比較表

「好き」2.4 「作品」2.8 「脚本」2.6
BSsimple_Kiyosukaigi

【ビートシート】

米俵

雨森れに

石川

イルカメモ
カタリスト:清洲会議決定(秀吉:手紙がくる、勝家:丹羽に言われる)

PP1:評定までの候補者の推し活開始(2日目開始)

MP:旗取り大会(秀吉:敗北、勝家:勝利)

フォール:秀吉、三法師推しに変更

PP2:三法師で決定(推し活終了)

BB:勝家による暗殺計画

BBは短く、その後は長いエピローグに見える。勝家がお市と結婚するをもう一つの小さなBBと捉えることもできそうだがBBというよりサブプロットの回収という印象。全体的に豪華キャストの処理と史実の説明セリフが多くテーマがない。

ツイストアイデア:
そもそも観客にとって誰が後継者になろうがどうでもいいと感じさせてしまう。そうならないようなテーマが必要だった。史実なので、結果や展開が予想できてしまう。
旗取り大会は少しオリジナリティを感じたが、推し活(バトル)で、もっとぶっ飛んでいたらコメディらしくなったか。

2024.4.20

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