ドキュメント「キラー・スピーク -殺人鬼独占インタビュー録-」(視聴メモ)

https://video.unext.jp/title/SID0055193

計画殺人や無差別殺人など、凄惨な事件で人の命を奪った犯人に独占インタビュー。なぜ事件は起きたのか、逮捕の瞬間や判決の時に何を感じたのかを犯人側の目線から振り返る。すると事件は、報道されたこと以外の新たな表情も見せ始める。(U-NEXT番組説明より)

一個人の感想:
服役中の殺人犯に、自らの事件についてインタビューするという内容に驚きと興味を惹かれた。犯罪者のことは情報では集められるが、表情や話しぶり、視線といったところまで見られるのは、リアルで貴重。いくつかの殺人者に共通する部分も垣間見える。安易なミステリードラマなんかでは、類型的なサイコパスなんかが犯人として扱われたりするが、そういうものとは全く違う。殺人犯のインタビューに対して、心理学者などの専門家がコメントするのだが、犯人が視聴者の同情を買うような発言があったときに、ことごとく否定していく場面が多々ある。犯罪者の意見を肯定しないようにという、番組構成上の意図もあるだろうが、罪を犯した人間に同情の余地なしという姿勢も見える。設定としてではなく、心理を考える面として、いろいろと創作に参考になった。

★現在、執筆中の小説の参考のため「少年犯罪」「ひきこもり」「凶悪犯罪」を題材にした作品やドキュメントを探しています。ご存知の方、オススメのある方、よかったら教えてください。内容まで、すべてチェックしきれるかはわかりませんが、参考にさせていただきます。

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