【合評会用】プロットの書き方

2ヶ月に1回のペースで開催している「読書会」では三幕構成をベースにした分析から、ストーリーサークルの「テーマ」や「描写」までを読み解く分析を目指しています。また、同時に「合評会」として、参加者から提出されたプロットや作品をブラッシュアップすることも行っています。

「構成」や「テーマ」に明らかな問題がある場合は、プロットの段階で修正した方が大きく手間が省けます。仕事の現場になれば企画書やプロットを通してから、本文に入るのも普通です。そこで、合評会で「プロットでの提出」も可とすることにしました。

企画書やプロットには、決まった形式というのはないのですが、それゆえ「どう書いていいかわからない」とか「余計なことばかり書いて、重要なポイントが抜けている」ということも起こりかねません。

以下に、プロットでのポイントをあげます。必ずしも従う必要はありませんが、参考にしてもらえれば、ストーリーサークルのセオリーに基づく意見をお伝えできると思います。また、あくまで【合評会用】のプロットで、外部に提出するプロットとはちがいますので、ご注意ください。

プロットに書いてほしい項目

タイトル

「無題」にはせず、仮タイトルでかまわないので、何かしらつけましょう。そこから気づけることがたくさんあります。

媒体・ページ数

コンクール応募であれば応募先を書いてください。それが決まれば必然的にページ数も決まります。はっきりした出力先がなくても「文学系」とか「児童文学」とか「ネット連載」なのかなどで、基準がおおきく変わります。脚本でも、映画なのか、テレビドラマ、ラジオドラマ、舞台演劇、ネットドラマなどで変わります。よくわからなかれば、空欄でもかまいませんが、短篇なのか長編なのかぐらいのイメージは考えてみてください。そういった基準がないと、主観的な好き嫌いぐらいでしか意見を言えなくなってしまいます。(コンクール選びには「コレダス」もどうぞ)

フック・オリジナリティ

今までにない新しい要素があると企画としてはとても強くなります(フック)。売れるという意味です。けれど、そんないいネタはなかなかないものです。フックがなくとも自分がどうしても書きたい思い、書きたいシーンや台詞などでも構いません。それは一つの「テーマ」としてオリジナリティに昇華していけるので「思い」を書いてみてください。

ログライン

「誰が、何して、どうなる」の形で、物語をむりやり一行で書いて下さい。下手でも、不自然な文章になってもかまいません。ログラインがあれば三幕構成を入れていくときの目安になります。構成を入れるお手伝いはしますので。

登場人物

名前、年齢、職業などの基本情報と、キャラの性格や特徴、経歴などを数行でまとめてください。人数は、主人公を含めて3人までとします。物語は3人いればかなり動きます。余計なキャラクターに気を取られるとメインストーリーがブレるので、あえて「3人まで」としました。その他のキャラはあらすじで登場したときに「花子(太郎の妹)」などと書いてくれば充分です。

あらすじ

自由に書いてください。分量も書き方もお任せします。「ログライン」に沿ったあらすじを意識できれば、構成にもっていきやすくなりますが、ズレてしまってもかまいません。合評会で「ビートシート」をつくるお手伝いをしていきます。

補足

職業上の専門知識、SFやファンタジーの設定などで説明が必要であるなら、補足として書いてください。画像を貼りつけてもらってもかまいません。プロットや企画書は内輪で見るもので外部には出ませんので、著作権など気にしなくてかまいません。
 

以上の項目を……

A4形式で2枚以内(はみ出た場合は3枚でも可)。文字のサイズや行数などはご自由に。読みやすくしてもらえると助かります。
 
継続的に参加いただければ、プロットから→「ビートシート」→「本文」→「推敲」→「応募」と、実践的に作品を創っていくお手伝いをしていきます。

(参考記事:こちらの記事に「ビートシート」のサンプルがあります)

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「読書会」一覧

緋片イルカ 2020/12/10
2020/12/11一部修正

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