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「トントン」

私には、学校での避難場所が一つだけあった。そこに居れば誰にも気付かれず身を潜めていられる安心感がある。そういう場所。 「前髪切り過ぎち...

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「ドキンドキンドキン」

タカハシさんは地味な子、と誰もが思っていた。 長い黒髪に、黒縁の眼鏡をかけて、俯き加減に歩く彼女。休み時間になると教室のすみっこで、仲...

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阿里山賓館

噴水・滝 観光の一発目です。 台湾に旅行に行った時のものとなります。

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「キュン」

わたしは生まれて初めて、新築の家というものに入った。 「すごい、広い!」 「まだ家具が入ってないからだよ」 不動産屋は、 ...

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「ゴーン」

帰り道、気まぐれに神社に寄ってみようかと、思った。 あと数分に迫り、白い息を吐いて凍えた手をこすりながら、除夜の鐘を待つ笑顔に満ちた人...

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「カラ、コロコロ」

「じゃあ、また来年。」 終了式の日、友達とはそう言って別れた。 それは新学期まではもう会わないだろうということだ。 わたしもそう思...

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「赤と緑の輝く星を〔後編〕」(連作5/5)

準備室ではピリピリした空気が漂っていた。コンサートへの緊張感に混じり、レイコとクルス君を結ぶ線がピンと張り詰めているように、わたしには感じら...

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「赤と緑に輝く星を〔前編〕」(連作4/5)

ワタシは3人の少女をよく知っている。 一人は片思いに悩んでいる。 一人は夢に不安を抱いている。 一人は自分自身が大嫌い。 誰か一...

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「雪の壁に守られて」(連作3/5)

2学期に入って急に学校に行かなくなったのは、私自身の問題だ。合唱部の人にも迷惑をかけた。 通学の地下鉄で、レイコとクルス君が手をつない...

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宮沢賢治『よだかの星』

よだかは容姿の醜さから嫌われ虐げられるが、自らも弱者である虫を食べずには生きられないことを悟る。「僕はもう虫をたべないで餓えて死のう」そして、いのちをかけて夜空をめざすのだった。

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