映画『ザ・レイド』(視聴メモ)

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※結末までの内容を含むことがございますのでご注意ください。

感想

「好き」3 「作品」4 「脚本」2

アクションが良い、何かのマンガが似ているという話を聞いて見てみた(どのシーンのことなのか今度改めて聞こう)。動きとスピーディなショットは目を見張るものがあるが、途中から見慣れてしまい後半はだれてくる。1vs2とか、多少の工夫は見えるがアクションのリズムが一緒なので、見慣れてしまう。ショット数カウントをしていたが、最初の方はついていくのが精一杯だったが、後半からはショットが切りかわるリズムがわかった。アパート内だけで展開することで予算を抑え、アクションに集中するという企画はよいが、脚本のレベルは低い。アクションを邪魔しない薄さのようで、それでも会話シーンや、セリフなど単調で、ただのアクションへのつなぎにしかなっていない。脚本でしっかりとアクションの意義を持たせていれば、動きだけじゃないもう一つ上のレベルの作品になったと思う。アクションはいいが、それだけの映画。「インドネシア映画」という枠組みで、掘り出し物を見つけたような過大評価や、多々あるツッコミどころを許容するかどうかで、評価が変わるだろう。客観的に評価するということは『ジョンウィック』『キングスマン』のような作品と比べてどうか?ということ。予算のハンデも大きいが、観客が同じ金額と人生の時間を割いて、どっちの映画を見たいかということ。

Year: 2011
Budget: $1,100,000
19% $213,785
832% $9,148,519
$8,048,519
1minute 13.44
1 shot 4.47

緋片イルカ 2023.12.31

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