運転についてのお話

私が免許を取った後、初めて車を運転したのはサークル合宿の帰り道だった。
台風かなにかで天気は大荒れ、それまで運転していた先輩が「眠い」ということで代打になった。

初めて運転すると言うと不安にさせてしまうかもしれないので、運転したことのあるていで振舞った。
そして何も起きずに帰宅出来た。

情報を公にすべきときとしない方がよい時がある。
人間誰しも「初めて」の時がある。
全てで「初めて宣言」をしていたら、事は円滑に進まない。
なんでもかんでも「初めて宣言」する人は、ただ保険をかけているだけなんだと思っている。

ところで「関白宣言」を歌ったのはさだまさしだが、今は関係ない。
くまだまさしはもっと関係ないし、田代まさしは殊更に関係がない。
「まさし」はなぜ、ひらがなを好むのか、、、なんて知ったこっちゃない。
ちなみに「まさし」で検索すると餃子専門店が表示されるということは記しておきたい。

「初めて宣言」。
それは初めてを「宣言」すること。

「初めて宣言」。
それは「はじめまして」のご挨拶。

暮れの元気なご挨拶。
それは日清サラダ油セット。

暮れも差し迫ってきた。
元気なご挨拶で過ごしたい。
私はそう思う。

お歳暮もらえるくらい偉くなりたいと師走の足音を伺いつつそれを望み、駄文を綴っている。
寒空が身に染みる。
帰りたい。
帰りたい。
あったかい我が家が待っている。

阿部寛は「ひろし」ではない。
「寛」だ。
「まさし」じゃないのだから。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

次回はたぶん「CM」の話。

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