脚本添削『リアル・レンタル彼氏』(★4.60)

※このページで脚本が読めます(初稿と修正稿、PDF形式)。

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初稿(★4.34)

脚本_山極14v1『リアル・レンタル彼氏』(ことわざ)_260614

山極瞭一朗
●自己採点
「好き」2.5「脚本」2.2
●ログライン100
上司の高橋からしつこく言い寄られていた莉子は彼氏がいると咄嗟に嘘をつくと、証拠を出せと言われて、レンタル彼氏との写真を見せるも見破られるが、新社長としてやってきた悠真に彼氏役を引き受けると言われ、その提案に乗る。
●フック/テーマ
咄嗟についた嘘の処理方法/真実の愛
ことわざ:嘘から出たまこと
●感想
文字情報使ってます。
今後の展開としては、しつこく言い寄ってくる高橋をスカッと成敗する。そしてその過程で莉子と悠真の距離が近づいていって……のような展開を想定しています。この10分においては、彼氏いると嘘をつくのがカタリストで、バーで相談がディベート、レンタル彼氏を見破られるのがデスで、悠真と手を組むのが、2人の恋愛開始でPP1というイメージです。 よろしくお願いします。

テーマ触媒4:「ことわざ」「母親」「光と影」「何も起こらない話」

フィードバック

雨森れに
パス

米俵
●採点
「好き」2「面白さ」2「没入感」2.2「題材」2.5「視点」2「構成」2.3「描写」2
●修整依頼
・莉子の設定を変えて欲しい
現状だと、莉子は高橋には小太りきもオヤジと拒否感を示す一方で、悠真には登場時点で惹かれているように見えるため、見た目やスペックで態度が変わる女性に見えやすいと感じました。
莉子は男性から向けられる好意そのものを信用していない人物にした方が、テーマとも噛み合うように思いました。王道ではありますが、悠真に最初から惹かれるのではなく、条件が一致したから嫌々手を組む関係や悠真の嫌な片鱗が見えて好意ではないと分かるといった流れの方が今後の展開も気になるように感じました。
●感想
少女漫画的な王道展開に読めたため、もう少しキャラクター設定にこの作品ならではのオリジナリティを見たいと思いました。ただ、レンタル彼氏を見破る高橋のシーンは、しつこさや気持ち悪さが伝わってきて良かったです。

脚本太郎
●採点
「好き」2「面白さ」2「没入感」2「題材」2.2「視点」2「構成」2.3「描写」2
●修正依頼
・高橋の人格を統一してほしい
→冒頭ではオドオドしながら莉子に言い寄っていた高橋が、柱5だとかなりズケズケした態度を取るようになっており、違和感がありました。スカッと系の話にするということなので、柱5の感じで最初から始めてしまった方が良いかと思います。
●感想
・レンタル○○、みたいなのは、いろんなパターンの話が書けそうで興味深い題材だと思います。
社長が恋人のふり、というのはベタですが、人物のセットアップ次第では面白い話になりそうだと思いました。

さいの
●採点
「好き」2「面白さ」2「没入感」2「題材」3「視点」2「構成」2「描写」2
●修正依頼
・脈のない男にしつこく付き纏われているけどスパッと断れない女性の心理を描くというのは、面白いと思います。断れない人というのは側から見るとイライラするので、もっと見る側にフラストレーションを抱かせるように描いて美智のような傍観者にツッコませるという構図にすると、コメディとしての趣向が深まると思います。
●感想
・アイドル同士が出る系の恋愛ドラマの導入みたいだなと思いました。柱3のセットアップ時点までの会話の粗さが気になり、あまり乗り切れなかった印象でした。トップシーンが会社でなんでこいつは職場で公然と告ってこようとしてるんだという点なども、気になりました。せめてデート先とかなら分かります。
・悠真の目的がドッキリをすることであるなら、就任式の時にサプライズをするなどでドッキリ好きであることがセットアップできそうです。
・高橋に対して悠真だと明らかにオーバーキルなのがスカッとポイントなんだとは思うのですが、美醜や立場の差だけでなく、高橋の人間的に嫌な点が描写されているとよりスカッとできるかなと思いました。
・コンセプトである「嘘から出たまこと」に倣うなら、知り合いにお願いして彼氏として振舞ってもらうも実際に恋仲になってしまう、などの方が素直かなと思いました。あるいは悠真が何者か知らずに偶然撮ったツーショットがあって、それを真実にするようどうにかするとか。・悠真の申し出は「本来なら莉子は自分と吊り合わない」という見下しが前提なので、その傲慢さを見透かして申し出を断るという風にするのはどうでしょうか。その方が本来的な意味でディベートになるのではと思います。その後、高橋に付き纏われて困っているところに王子様的に登場して、勝手に彼氏として振る舞い始めるという感じです。

しののめ
パス

修正稿(★4.60)

脚本_山極14v2『リアル・レンタル彼氏』(ことわざ)_260708
修正期間:2026.6.22→7.8(16日)

山極瞭一朗
●自己採点
「好き」2.5「脚本」2.2
●ログライン100
上司の高橋からしつこく言い寄られていた莉子は彼氏がいると咄嗟に嘘をつくと、証拠を出せと言われ困っていると、謎の男悠真が手を貸すと言われるも断るが、新社長だった悠真に婚約者だと勝手に紹介される。
●フック/テーマ
咄嗟についた嘘の処理方法/真実の愛
ことわざ:嘘から出たまこと
●修正意図
・高橋のキャラクターを調整しました。終始嫌な奴にしています。
・莉子の設定を調整しました。最初から悠真に惚れたのではなく、警戒心を持って接するようにしています。
●感想
文字情報使っています。
フィードバックありがとうございます。
もっとやりようがあるように感じておりますが、なかなかうまい案が浮かばず、キャラクターの設定を調整して提出という形をとらせて頂いております。
よろしくお願いいたします。

修正稿へのフィードバック

雨森れに
パス

米俵
●採点
「好き」2.4「面白さ」2.3「没入感」2.4「題材」2.8「視点」2.2「構成」2.6「描写」2.3
●感想
・莉子、悠真、高橋のキャラクターが初稿より明確になり、莉子の「彼氏がいる」という嘘が、悠真による「婚約者」というさらに大きな嘘へ発展していく展開が続き物としてフックがあり良かったです。この関係が今後どのように真実の愛へつながっていくのか、気になりました。
・ただ、冒頭の会話での高橋の「レンタル彼氏〜」のくだりは少し無理がある気がしました。
・もし、10分だけで描くとしたら、高橋から逃れた代わりに、さらに厄介な悠真に巻き込まれてしまったというブラックコメディ寄りのオチにしても面白そうだと思いました。

脚本太郎
●採点
「好き」2「面白さ」2.1「没入感」2.5「題材」2.2「視点」2.1「構成」2.4「描写」2
●感想
・高橋のキャラクターに一貫性ができ、莉子からの評価に説得力が出ました。
・悠真の登場が早まったことは構成上プラスだと思いますが、莉子をつけていたり盗み聞きしたり勝手にスマホでツーショットを撮ったりしつこく彼氏の振りをすることを申し出た挙げ句勝手に婚約者という嘘をついたり、見方によっては高橋よりも危険人物のようになってしまった感はあります。
・高橋が一貫して嫌な奴になったのでスカッと感は上がると思う一方、キャラが極端な気もします。

さいの
●採点
「好き」2「面白さ」2.3「没入感」2「題材」3「視点」2.3「構成」2.3「描写」2
●感想
・最後、就任式で莉子を紹介する展開は面白いと思います。高橋や美智との会話はやはり冗長で、高橋のレンタル彼氏のくだりもノイズに感じます。がっつり刈り込んでしまった方が悠真に話しかけられるのがカタリストにもなって構成も締まるかなと。偶然バーの帰りに話しかけられた男が社長で、自分を守るために勝手に交際宣言をするというところに絞るだけでだいぶ見やすくなると思います。
・バーでの悠真の顔は見せておかないと次の場面に繋がらないのではと思います。

しののめ
パス

ChatGPT
●一番大きな問題点:ラストのカタルシスに対して、悠真の行動原理がほとんど描かれていない点です。読者は終盤まで悠真が何者なのか分からず、「実は新社長だった」というサプライズはよく効いています。しかし、その後に突然「彼女は私の婚約者です」と宣言する飛躍が大きく、莉子を助ける理由や彼自身の思惑が見えないため、ご都合主義に感じられる部分があります。タイトルが「リアル・レンタル彼氏」である以上、彼がなぜそこまで踏み込むのか、あるいは何らかの目的や代償があることを少しでも匂わせるだけで、オチの説得力が大きく増すと思いました。
●良い点:導入からラストまでのテンポが非常によく、短編として読みやすい構成になっています。上司からのしつこいアプローチを断るために「彼氏がいる」と嘘をつくという身近な状況から始まり、謎の男性との出会い、新社長就任式、そして婚約者宣言へと次々に状況が転がっていくため、最後まで飽きずに読めます。特に、バーでの友人との軽妙な掛け合いはコミカルでキャラクターも立っており、莉子の困り具合が自然に伝わります。また、悠真が終始余裕のある態度を崩さず、「そのうちわかるさ」と去っていく場面や、正体が新社長だと判明する瞬間は映像的にも印象が強く、王道ながら気持ちのいいサプライズになっています。
●応援メッセージ:エンターテインメント作品としての見せ場をしっかり押さえた脚本でした。主人公が追い詰められた状況から始まり、正体不明の救世主が現れ、最後に立場が逆転する展開は非常に分かりやすく、多くの人が楽しめる構成です。特に「新社長=謎の男」という種明かしは短編らしい気持ちよさがあります。あとは悠真という人物の目的や感情を少し補強することで、単なるサプライズではなく、登場人物同士のドラマとしても余韻の残る作品になるはずです。映像化したときに映える場面が多く、ラブコメとしての伸びしろを大きく感じました。

採点

初稿 修正稿
好き 脚本 好き 脚本
雨森
米俵 2.1 2.2 2.4 2.5
太郎 2.0 2.1 2.2 2.2
さいの 2.0 2.3 2.1 2.4
しののめ
山極 2.5 2.2 2.5 2.2
平均 2.14 2.19 2.29 2.31
合計 4.34 4.60

初稿「好き」詳細
好き 面白さ 没入感
雨森
米俵 2.0 2.0 2.2
太郎 2.0 2.0 2.0
さいの 2.0 2.0 2.0
しののめ
山極
平均 2.00 2.00 2.07
初稿「脚本」詳細
題材 視点 構成 描写
雨森
米俵 2.5 2.0 2.3 2.0
太郎 2.2 2.0 2.3 2.0
さいの 3.0 2.0 2.0 2.0
しののめ
山極
平均 2.57 2.00 2.20 2.00

修正稿「好き」詳細
好き 面白さ 没入感
雨森
米俵 2.4 2.3 2.4
太郎 2.0 2.1 2.5
さいの 2.0 2.3 2.0
しののめ
山極
平均 2.13 2.23 2.30
修正稿「脚本」詳細
題材 視点 構成 描写
雨森
米俵 2.8 2.2 2.6 2.3
太郎 2.2 2.1 2.4 2.0
さいの 3.0 2.3 2.3 2.0
しののめ
山極
平均 2.67 2.20 2.43 2.10

2026.7.19 アップ

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