映画『10日間で男を上手にフル方法』(三幕構成分析#103)

※この分析は「ライターズルーム」メンバーによるものです。

※あらすじはリンク先でご覧下さい。
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【ログライン】

女性誌のコンポ―ジャで働くアンディは、ベンと出会い、how toの記事のために作戦を実行するが、ベンを本気で好きになる話。

【ビートシート】

Image1「オープニングイメージ」:「雑誌・how to記事」アンディが働く女性雑誌の記事が流れる。記事を書くために様々な体験をしている。

CC「主人公のセットアップ」:「時事問題の記事を書いている」女性雑誌で働くが、実は時事問題が書きたい。同僚にも、この雑誌では取り上げてもらえないと言われる。
「ジャンルのセットアップ」

Catalyst「カタリスト」:「ミシェルの話を記事にする」時事問題の話を書きたいと上司に話すが、how toの記事をヒットさせろと言われる。更にミシェルのフラれた話を好かれていない同僚にネタにされそうになったので、自分がhow to記事として書くことを決める。「10日間で」というのは雑誌の発売に合わせるため。

Debate「ディベート」:「ベンとの食事」お互いを知るために食事へ。相手がサイコパスや変態でないことを確認。冗談の掛け合いや話を楽しむ。

Death「デス」:「試合を見に行く約束」アンディがわざと残していったバッグからチケットを見つけて、連絡してきたベン。思った通りに動くベンに、このゲームは楽勝だと確信する。

PP1「プロットポイント1(PP1)」:「作戦開始」NBAの試合中。試合終了間近。喉が渇いたとベンに伝えるアンディ。コーラを買ってきてもらうがダイエットコーラでないと文句を言い、もう一度取りにいってもらう。ベンは逆転勝利を見逃す。

Battle「バトル」:「映画館で話しかける・インテリアを変える・ベンが用意した食事を食べない・2人のアルバムを作る(子ども付き)」フラれるための様々な嫌がらせ作戦。

Pinch1「ピンチ1」:「」

MP「ミッドポイント」:「チケットがある」ベンが発狂し、仕事があると距離を置こうとしたところにチケットがあると伝える。当然ベンはバスケの試合のチケットだと考えたが、実はセリーヌ・ディオンのコンサートチケットだった。

Fall start「フォール」:「3人で会議」職場での休憩時間、何をしても振ってくれないベンに焦り始めたアンディは同僚に相談する。結果、ボーイズナイトに押しかけ、終わりという言葉も引き出すが、ベンはアンディに謝罪し、交際続行が決まる。

Pinch2「ピンチ2」:「」

PP2(AisL)「プロットポイント2」:「2人がお互いを想う」ベンの実家に行き、距離が近付いた2人。バスルームでベンの家族の温かさに泣くアンディとそれを愛しく思うベン。

DN「ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル」:「記事が書けない」ベンのことを好きになってしまったアンディは記事は書けないと上司に伝えにいく。プロなのだから、書きなさいと却下される。

BBビッグバトル:「パーティ」ベンの彼女としてパーティに参加するアンディ。ベンの上司に自分の気持ちを見破られたあとで、ベンの賭けのことを知る。ベンもアンディの作戦を知る。お互いが騙し合っていたことを知り、交際は終了する。アンディは、最高の記事を書くが自分の書きたいものは書けないことが分かり、会社を辞める。ベンは記事を読み、アンディの気持ちを知って追いかける。

image2「ファイナルイメージ」:「」

エピローグ:

【感想】

好き4点 作品3点 脚本4点
ケイト・ハドソンがとにかく可愛くて好きな映画です。昔DVDを買ったのを思い出し、分析しました。作戦が多く、面白いのですが、改めて観ると少し長い気もしました。(セラピーのところで少しダレた)また、ベンがアンディに魅かれたのが分かりにくかったです。そんなに好きになってたの?と。あそこまで嫌なことされてたので…。ただ、ケイト・ハドソンが本当に可愛いので、「まあ好きになるよね(笑)」という気持ちにもなります。とにかく、キュート。それを観るためだけにお金を払っても惜しくないです。

(米俵、2022.12.25)

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