映画『マレフィセント』(三幕構成分析#99)

※この分析は「脚本講習」の参加者によるものです。

※あらすじはリンク先でご覧下さい。
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【ログライン】

翼を切り取られた妖精マレフィセントはオーロラ姫に呪いをかけるが、後悔し、真実の愛のキスで呪いを解き、オーロラ姫を国の王女にする話。

【ビートシート】

Image1「オープニングイメージ」:「国を飛んでいる目線で」ナレーションと共に飛んでいる目線で。マレフィセントは翼が特徴なので、世界観を映すと共に目線を同じにしている。CGが美しい。

CC「主人公のセットアップ」:「幼少期のマレフィセント」妖精のマレフィセント。木の上で遊んでいる。折れた木を治す。オーロラ姫では悪役だが優しいことが伝わる。
「ジャンルのセットアップ」:ファンタジー)

Catalyst「カタリスト」:「翼を切り取られ盗まれる」仲良くなったステファン。真実の愛だと言われキスされるもその後長い間会っていなかった。大人になったステファンとの再会で彼の野心や武功を許すも、裏切られ、翼を切り取られ盗まれる。

Debate「ディベート」:「一人歩き出す」城に向かって歩き出すマレフィセント。なぜ、羽を切り取られ盗まれたのか…本当に彼がやったのか…まだ彼の愛を信じたかった部分があったのだと考える。

Death「デス」:「王になるために利用されたと知る」結果的にステファンはマレフィセントを利用していた。久々に会いに来たことも自分を利用するためだったと知り、激怒する。

PP1「プロットポイント1(PP1)」:「暗黒のムーア国へ」ステファンへ復讐を誓ったマレフィセントは、綺麗で華やかだったムーア国を黒く染めていく。雰囲気の変わったムーア国に支配が生まれる。

Battle「バトル」:「オーロラ姫への呪い」祝賀会へ参加したマレフィセント。オーロラ姫へ呪いをかける。ステファン王の願いにより一生の眠りを真実の愛のキスにより、目を覚ますことへ変更する。この時点で真実の愛などないと考えている。ステファンへの当てつけ感が良い。

Pinch1「ピンチ1」:「」

MP「ミッドポイント」:「妖精、カラス、オーロラ姫との戯れ」黒い心に支配されていたマレフィセントが笑顔を見せる。オーロラ姫とも心の距離が一番接近した部分。このあと、呪いを解こうとするので、オーロラ姫を受け入れている。

Fall start「フォール」:「呪いを解こうとする」自分がかけた呪いを解こうとするも失敗。そして、自分が呪いをかけたこともオーロラ姫にバレてしまう。王子を連れて呪いを解きにいこうとするも間に合わない。

Pinch2「ピンチ2」:「」

PP2(AisL)「プロットポイント2」:「オーロラ姫が眠りにつく」城へ向かっている途中でオーロラ姫が眠りについたことを感じとるマレフィセント。「終わった」というセリフ。

DN「ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル」:「王子のキスでは目覚めない」危険を承知で城の中へ入り、王子をオーロラ姫が眠る部屋まで届ける。キスを見届けるもオーロラ姫は目覚めない。自分の行いを反省し、オーロラ姫へ謝罪の言葉と共に今後もあなたを守り続けると伝える。

BBビッグバトル:「ステファンとの戦い」ステファンとの最後の戦い。マレフィセントの弱点の鉄を駆使して攻撃してくるステファン。オーロラ姫のおかげで翼が戻ってくる。最後の最後まで優しいマレフィセントはとどめを刺さずに去ろうとする。背中を向けたマレフィセントに攻撃をしたステファンは結局自爆。

image2「ファイナルイメージ」:「カラスと共に飛ぶマレフィセント」

エピローグ:

【感想】

「好き」5点 「作品」5点 「脚本」4点
映画館で観ることがあまりないのですが、当時、2回観に行った映画を分析しました。悪役が元々好きなので、こういったアナザーストーリー大好きです。CGや世界観、配役も素晴らしいと思います。
敢えて問題点をあげるとすれば、ナレーションが少し多いなと感じました。(物語感を出す意味で入れていたとは思うのですが…)3人の妖精のおふざけを少し削れば、ナレーションが無くても良かった部分がありました。ただ、正直好きな作品なのでこのままで十分とも思っています。好きな作品の問題点を探すのは難しいですね…
ビートは分かり易かったので、観ながら考えました。BBのスタート部分とダークナイトは少し悩みました。

(米俵、2022.12.11)

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