『古事記』と『日本書紀』【概略】(文学史4)
同時期に成立した『古事記』と『日本書紀』のちがいをまとめます。
同時期に成立した『古事記』と『日本書紀』のちがいをまとめます。
中級編では「プロットアーク」と「キャラクターアーク」という2本のアークとして捉えます。それらのモノミスとの関連を考えます。
『千の顔をもつ英雄』の第二部で描かれている「宇宙創成の円環(Cosmogonic Cycle)」では、英雄の視点からではなく、より大きな視点から「円環」が語られています。
ミステリーにおける謎や、サスペンスやホラーにおける恐怖も、文学におけるマジックリアリズムの不思議も、すべて物語を通した神話的世界との交流、集合的無意識からのエネルギーの流入体験といえる。
ストーリーエンジンについて、いくつかを実例で示してみます。
先史時代から、平安京遷都(794年)までを「上代」と呼びます。この時代の特徴を「律令国家」「言霊信仰」「万葉がな」といったキーワードとともに掴んでいきます
人類は世代を越えて「知恵」や「物語」を引き継いできたのです。ルールや形は変われど、やっていることは現代の我々となんら変わりません。生きていく上で問題に直面し、悩み、怒り、悲しみ、支えられ、また語り継いでいく。そんな風に人類の歴史がつづいていくことを僕は「集合的コミュニケーション」と呼んでいます。
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物語をエンタメ的な「面白いかどうか」「感動できるかどうか」といった基準だけで判断するのは危険だと思う。
「読者につづきを読みたいと思わせるものは何か?」という視点から、いくつかのパターンに分類して考えます。