【終了】読書会#6『アクロイド殺し』アガサ・クリスティー(+作品合評会)

この回は終了しています。当日の様子はこちらから音声が聴けます
今後の開催と過去の様子はこちらから

前回に引き続き、課題作品を三幕構成で分析する「読書会」「作品合評会」をしていきます。

ストーリーエンジンの一つ「ミステリー」を構造的に分析するために、この作品を選びました。「ミステリー」のテクニックは他のジャンルにも適用できます。

読書会について

イルカが「三幕構成について」と「課題作品の分析」を解説します。作品は読まずに来ていただいても大筋がわかるように話します。過去の様子はこちらに音声がありますのでお聴き下さい。

(参考記事:「物語を構成から分析する意義とは?」

日時:2020/11/14(土)11/21(土) 18:30~21:00(18:05開場)
場所:池袋のレンタルスペース
定員:6名ぐらい
費用:無料
注意事項:
・イルカによる解説部分を録音して、後日サイトに掲載します。ご了承ください。
・レンタルスペースは開催日一週間前に申込人数をみて予約します。人数把握ができるとありがたいので検討中の方も、ご連絡いただけると助かります。

個人主催の無料イベントです。サークルの集まりのようなものだとお考え下さい。新型コロナの感染対策に関して限度があることををご了承ください。また社会状況や体調に合わせて、けして、ご無理はなさらずに各自の責任でご参加ください。遠慮なく当日キャンセルしていただいて構いません。またリモートでの参加も準備しますのでご相談ください。

作品:『アクロイド殺し』アガサ・クリスティー(画像からAmazonへジャンプします)

※いろんな翻訳バージョンがあると思いますが、読書会ではこの本をベースにします。

内容紹介
名士アクロイドが刺殺されているのが発見された。シェパード医師は警察の調査を克明に記録しようとしたが、事件は迷宮入りの様相を呈しはじめた。しかし、村に住む風変わりな男が名探偵ポアロであることが判明し、局面は新たな展開を見せる。ミステリ界に大きな波紋を投じた名作。
(Amazon作品解説より)

参考作品

1926年『アクロイド殺し』
1934年『オリエント急行の殺人
1936年『ABC殺人事件
1939年『そして誰もいなくなった

※今回は作家性には踏み込まず、課題作品のみの分析に留めます(アガサ・クリスティー作品は膨大なため短期間では読み切れません)。

関連記事

『ABC殺人事件』アガサ・クリスティー(三幕構成分析#26)
『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー(三幕構成分析#27)
『オリエント急行殺人事件』アガサ・クリスティー(三幕構成分析#29)

青空文庫『探偵小説の「謎」』江戸川乱歩は参考になると思います。このエッセイ中に『アクロイド殺し』のネタバレが書かれているので注意。(kindleをお持ちの方はこちらからも→探偵小説の「謎」

作品合評会について

参加者から提出いただいた作品について、みんなで話し合います。基本方針は「書くのを楽しみながら、きちんと上達する場」にすることです。
作品に具体的に言及するのでオフレコにしています。サイトにはアップしません。(※作品を提出しなくても参加可能です)

作品を提出したい方

参加条件:読書会の当日参加者(リモート参加含む)
枚数:30枚以下(400字原稿用紙換算) ※1人1作品
形式:小説か脚本(詩や短歌、100文字小説もOK)
テーマ:ミステリー
〆切:読書会の一週間前(11/14(土))までにサイト宛てにメールで応募してください(irukauma@gmail.com)
注意事項:
・原稿用紙の設定は自由ですがファイルはワードなどのテキストで添付してください。こちらでフォーマットを揃えて無記名にしますので貼りつけられるものであればOKです。
・提出いただいた作品をすべて、参加者全員に送信して、読んできていただきます。
・当日は各自、各作品に「評価」「感想」を言って「どうすれば、より良くなるか?」を検証していきます。
・作者の許可をいただけた作品は当サイトに掲載します。
・合評会では信頼関係を重視して本名で話しあいます。ハンドルネームやペンネームなどでの参加はご遠慮ください。

合評会の狙い
・〆切がないと「書く」のはむずかしいものです。創作に興味がある方に勉強や発表の場として「読書会」の集まりを使っていただけたらと考えています。

・ただの褒め合い、けなし合いにならないよう三幕構成の観点を重視します。そのためにも「読書会」と合わせての開催をしています。

・いろんな人の感想を聞けるのは書き手として、ものすごく勉強になると思います。多くのスクールでも似た形式をとっています。

・匿名で一方的に言われるのと違い、目の前で言われたことは真摯に受けとめられるはずです。意見を言う方でも、面と向かって言うのは覚悟がいります。悪意で言うわけではありません。作者は、すべて意見に従う義務などありませんが、耳を傾けてみることは成長につながるはずです。この観点からも、参加者のみでの合評会としています。

・批評されることで感情が揺れることは多々あると思いますが……
キレないでください(世の中にはいろんな人がいます。いい人もいやな人も……)
ヘコまないでください(大丈夫、あなたという人間が否定される訳ではありません!)
ウカれないでください(力があるなら、もっと大きい場へ向けて書いていきましょう!)

・その他、ご不明・ご不安な点、作品の悩みでもサポートいたしますの、何でもご相談ください。

※参加の申し込み

・メールから申し込む
・Twitterのダイレクトメールから申し込む

「読書会の申し込み」とご記入いただき「氏名」をご記入ください。こちらからの返信をもちまして「申し込み完了」となります。合評会に作品応募したい方は、お申込時に言っていただければサポートします。

・参加者に迷惑をかけたり、ルールに従っていただけないなど、会にそぐわないと判断した場合は参加をお断りします。責任をもって開いておりますのでトラブル等ありましたら、ご相談ください。出来うるかぎり対処いたします。

・掲示板「読書会交流」もありますのでご自由にどうぞ。

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