映画『羊たちの沈黙』(三幕構成分析#216)

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※あらすじはリンク先でご覧下さい。

※分析の都合上、結末までの内容を含みますのでご注意ください。

※この分析は「ライターズルーム」メンバーによるものです。

【ログライン】

FBI訓練生のクラリスは、連続殺人の犯人(バッファロービル)を追うために獄中の猟奇殺人犯で元精神科医レクター博士と交渉し、助言をもらって、犯人に辿り着き捕まえる話

【フック/テーマ】食人(捕食者と被捕食者)・猟奇殺人犯の博士(天才的な殺人鬼)・女性のエンパワーメント・トラウマの克服

【ビートシート】

Image1「オープニングイメージ」:「森の中」森の中をクラリスが一人走っていく。場所とカメラアングルから、獲物の様にも見える。また、視界の悪さからこれから起こることを暗示させる。

want「主人公のセットアップ」:「FBIアカデミーの訓練生」まだ、正式な捜査官ではないが、成績優秀な人材として期待されている。

Catalyst「カタリスト」:「クロフォードからの任務」クロフォードに呼び出され、獄中にいるレクター博士の心理分析を頼まれる。

Debate「ディベート」:「レクターとの初面会」

Death「デス」:「モフェットを探せ」心理分析をするはずが、何も得られず、更には逆に心理分析され帰らされることになる。しかし、ミグズに悪戯されたことで、レクターから「モフェットを探せ」というチャンスをもらう。

PP1「プロットポイント1(PP1)」:「捜査を始める」モフェットを探し始める。

F&G「ファン&ゲーム」:「貸倉庫へ辿り着く」

MP「ミッドポイント」:「代償の法則」バッファロービルの情報を得る。

PP2(AisL)「プロットポイント2」:「最初の犠牲者との繋がりに気付く」レクターからもらった資料から、最初の犠牲者とビルとの繋がりに気付く。

DN「ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル」:「最初の犠牲者フレデリカの家へ」

BB(TP2)「ビッグバトル(スタート)」:「ビルのいる家へ行く」聞き込みの結果、リップマン夫人の家へ行く。

Big Finish「ビッグフィニッシュ」:「ビルを撃つ」

Epilog「エピローグ」:「FBI捜査官となる」FBI捜査官となったクラリスの元へレクターから電話がくる。

【作品コンセプトや魅力】

食人・猟奇殺人犯の博士(天才的な殺人鬼)・サイコパス・女性のエンパワーメント(女性の地位)・トラウマの克服

【感想】

「好き」5「作品」5「脚本」5
いつ見ても何度見ても面白い作品。

(米俵、2025.2.10)

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