サイトって更新していないと活動が止まってしまったように見えてしまいますね。あれこれ、企画なども考えてはいるのですが・・・
定期的に来て下さる方もいらっしゃるようなので、ときどき、ブログらしく近況報告もしていこうかなと思いました。
Twitterとかでポツポツ話すのは苦手なので、ここで自由に長々書きます笑
基本、イルカの独り言ですので、有益な情報とかはありませんので、ご了承の上、お読みください。
●三月末の〆切
三月は文芸系のコンクールの〆切が3つあります。
どれに出すか、はっきりと決めてはいませんが(ここはやめておこうというのは1つあるけど)、一作品は応募したいと思っています。
去年は、ほっこりトーク。でも、10作品応募するなんて言って息巻いてましたが、やってみると大変でした。
ネットで投稿されてる人でも、ものすごく書くのが早い方をたくさん見かけるけど、今の僕にはできないなと思います。
脚本なら一週間ぐらいで書けてしまうのですが、小説はまだまだ時間がかかります。
脚本は短距離走だけど、小説はマラソンって感覚がある。学生の頃もテスト対策も一夜漬けでしたが、集中の仕方を変えないといけないなと感じたりしてます。毎日コツコツ書いていくかんじ。
そんな中で、改めてプロットの大切さも感じました。
読書会とともにやっている「合評会」では希望者に「プロット」や「作品」を提出していただいて、あれこれとみんなで講評をするということをやっています。何度も参加してくださってる方で、とてもよくできたプロットを読ませてくださった方がいました。
ご本人は、書いたのは初めておっしゃってますが、「うそでしょ?」ってぐらいよくできたストーリーでした。
その方と一緒に3月末に応募しようと進捗報告しあっています。今日現在、僕は50ページしか書けていませんが、その方は順調に進んでいます。受賞して欲しいなあ。
会話のノリで「文学村からダブルデビューが短期目標ですね」とおっしゃってましたが、「短期目標」というところが、とてもいいなと思いました。
僕自身の考え方でもあるのですが、作品をある程度の数の方に読んでもらうためにもコンクール受賞ぐらいは通過しなくてはいけないと思っていますが、「受賞して有名になる」とか「本を出す」とか、そういうことが文学の目的ではないと思ってます。大学受験は通過点で、ほんとうに大切なのは入ってから何をやるかでしょ、みたいなかんじ。
それこそ文学とか芸術とか、創作の目的だなと思っています。そういう意味で「短期目標」という言い方がとてもいいなと思うし、そこに共感してくださってもらえることが励みにもなります。
宣伝されて、評判になってる「話題作」をみかけると、嫉妬や反感をもってしまうけど、そういう感情にふりまわされず、自分の書くべきものを書いていきたいと思います。
周りに流されずに、一人でブレずにいるのは大変なので、仲間がいることはありがたい。
三月末という〆切に焦りつつも、間に合わなかったら、次の9月に出せばいい、しっかりしたものを書こう(ただし逃げ道にならないように)と葛藤の日々。
●『かか』は読んだ
小説を書いていると、時間はあるのに心の余裕がなくなります。
今週末は読書会ですが、自分で決めた日程なのに「ああ、なんでこの時期にしたんだ……」という気分になるくらい、準備ができていません。
昨晩、ようやく『かか』を読み終えました。内容については読書会当日で話しますが、別のところで「へえ~」と思ったこと。
宇佐美さんが受賞記念対談で「実質一ヶ月半ぐらい」で書いたと言っていて、139枚なので、まあ、そんな変わらないなと思ったのですが、話し手の村田沙耶香さんが「それは早いですね」と応えていて、村田さんでもそんなものなのか、と思ったりしました。
どこかから「ペースなんて人それぞれでいいだろ」って声もきこえてきそうですが、自分が早いのか遅いのかは知っておきたいなと思う。
もう何年も前ですがシナリオスクールにいたとき、連ドラを書きたいとか夢を語るのは自由だけど、現実問題として1クール12~13話を1~2ヶ月で書き上げる執筆体力がないといけないと考えていたことがあります。内容が面白いかどうか以前に、そのペースで書けなければ「間に合わない」わけで。そのスピード感はテレビドラマのストーリーの質の荒さともつながってるのかもしれないな。
ドラマもネット配信で見る時代でタイムリーに見なくても、いい作品なら何年経っても見てもらえるわけだし、変に焦るよりも、やっぱりしっかりしたものを書くべきだなと思ったりする。何十年、何百年先にも読んでもらえるようなものを。
『推し、燃ゆ』は、そういう力をもった物語なのでしょうか?
今夜、読んで、三幕構成分析して、資料つくって、読書会で話します。
●「100文字小説」大賞継続中・・・
昨年の応募総数は86作品で、予想以上に盛りあがって驚きました。前回は緊急事態宣言のなかで、コロナ自粛関連のネタが多かったのも覚えてます。
また緊急事態宣言が出たから始めたってわけではないのですが、現在、募集中の第2回では「みんなで春を迎えよう」というコンセプトを立てました。
募集開始したころは寒かったけど「やがて春は来る」というのを感じて、もちろんコロナ禍もやがて終わるだろうし、そんな中でも4月から新生活を始まる人もたくさんいるし・・・
そんな思いを込めて企画しました。選考方法も、前回は「厳密な審査」に拘ってルールをたくさん決めたけど、今回はむしろ「イベント」として、みんなでわいわいできたら楽しいなと。
しまうまさんとは、二回目だから、前のようにうまくいくのは期待しないで50作品あつまれば御の字としようと話してました。
現在の応募総数は15作品。けっして悪くなどないです(うちのサイトのPV数を考えれば妥当です笑)。
最近、あったかい日も増えてきたし(花粉も増えた!)〆切前になれば、もう少しは増えるかな~と思いたい。すでに応募してくださった方、複数応募してくださった方には感謝です。
「10作品ごとに投票ページをつくって、みんなに選考にも参加してもらう」というのを考えていたのですが、それが始められていないのが寂しいです。
その10作品が集まらず始められていないのですが……(※同一作者のブロック独占を避けるため、各ブロック一人三作品までというルールがあります)
前回、選考をやらせてもらって、とても勉強になったことや、考えが深まったことがあったので、みなさんにもぜひ参加してもらいたいなと思ってます。
あと1作品、集まったら開始していきますので、こんな記事の、こんなところまで読んでくださってるあなた、是非ご応募ください!
募集要項はこちら → 第2回「100文字小説大賞」募集要項
どんなに総数が少なくても告示したとおり、きちんと選考して、4作品に賞金を授与します。受賞確率高いので、お遊び感覚でご参加ください。
●今後の予定とか
それぞれ、次回の予定を、すぐに出していたのですが、情報が多くなるので、今後に告示していこうかなと思うようになりました。
あくまで予定ですが、リモート分析会は4/10(土)。作品はSING/シング 【通常版】 (字幕版)あたりを考えています。
CGアニメは三幕構成が明確なので分析しやすいです。イルミネーション製作なので、崩れてる可能性もありますが、それはそれで面白いと思います。ハリウッド映画が三幕を意識していないことなどあり得ないので、崩し方にも勉強になる点があると思います。
読書会は5/1か5/10、候補作はたくさんあるけど女性作家が続いてしまったので男性作家をやりたいと思ってます。読書会作品は僕の好みで選んでますが、大江健三郎、カミュ、高橋源一郎、村上春樹はおいおいやりたいと思ってます。
合評会はどんどん進化させていきたいので、もっと執筆や応募に特化した会にしていきたいなと考えています。参加者次第なので、みなさんと話ながら、場をつくっていきたいなと思ってます。
三幕構成関連の記事は、とくに思うところがないのいで、最近は書いてませんが、読みたいと思ってるいくつかの本読んだら、また発見とかありそうだなと思ったまま、読めていないのがあるので、そのうち、また書くと思います。
『文化の起源と機能』
『聖なるもの (岩波文庫)』
『物語の作り方―ガルシア=マルケスのシナリオ教室』
ゲーム版シュガーの実況をしてくださってる方がたくさんいて、エゴサーチしては拝見してます(きちんとすべて見てます)。シュガーのラジオドラマも新作つくりたいし、しまうまさんの実況動画もつくりたい。「面白かった」と言っていただくとゲームの新作も作りたいなと思ってしまうのですが、これはかなり時間とられるので厳しいな・・・ゲーム制作得意な人いないかな。
アニメ視聴。『ひぐらし業』は「なんだかな~」の噂を聞きますが、一応、最後までは見ようかなと。『鬼滅の刃』は止まってしまっている。『呪術廻戦』も交流会とかいうのが始まってから離れてしまった。そのうち見ようとは思っています。『おそ松さん』は息抜きにちょこちょこ見てます。
他になんかあったかな……
あ、「ほっこりトーク」はしまうまさんと会えていないので録れてません。いや、先週、会うには会いました。朗読をしてくださったいとうじゅんさんが地元に帰られるということで食事しました。今週も読書会で会うけど「ほっこり」は録るかな、録らないかな。そんなノリでやってるので、基本、不定期です。stand.fmに質問くださった方がいたので、ここで答えておきます。ラジオの「物語論」では「ストーリータイプシリーズ」を話そうかなと思ったりしています。
後半、ただの覚え書きみたいになってしまいましたが、また、ちょこちょこ報告だけでもしていきたいなと思ってます。
今後とも、当サイトをよろしくお願いいたします。
緋片イルカ 2021/03/03