ストーリーサークル1「題材」(文学#34)
ストーリーサークルの考え方は、企画など物語を創作する上でも使える指針なので、1つずつ説明していきます。今回は「題材」についてです。
ストーリーサークルの考え方は、企画など物語を創作する上でも使える指針なので、1つずつ説明していきます。今回は「題材」についてです。
テーマは抽象的にせず、構成に組み込むことが大切です。
マンガ『ラックスティーラー』と『マインドアサシン』の比較をしながら、「構成」と「設定」の関係について考えます。
マンガ『マインドアサシン』をつかって、初心者がまちがえやすい「設定」と「構成」のちがいを明確にします。
構成の理論ばかり流行っているのを感じますが、地味な文学論や主観的な表現論を、切り捨ててしまうとせっかくの「三幕構成」も、ただのへりくつになってしまうように思います。
僕自身を含めて、物語論を語る人のうさんくささに付きまとうのは「で、あなたの書いたものは面白いの?」という疑問です。何のための「物語論」なのか、忘れないでいたいものです。
「ターンオーバー」は「ひっくり返す」という意味で「ビート」の一つとして扱っています。日本では「どんでん返し」という言葉がありますが、これには構成上の定義もなく「驚くような展開」ぐらいの意味しかないようなので、区別しておきたいと思います。
この世界のはじまりはどうなっていたのでしょうか? 『古事記』を読み解きながら、キャンベルのいう「宇宙創成の円環」と物語の関わりを考えます。
天と地が初めてできたとき高天原に三人の神さまが現れました。
同時期に成立した『古事記』と『日本書紀』のちがいをまとめます。