『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー(三幕構成分析#27)
探偵役すら曖昧な、群像劇のミステリーをどのように構成しているか分析してみました。
探偵役すら曖昧な、群像劇のミステリーをどのように構成しているか分析してみました。
この世界のはじまりはどうなっていたのでしょうか? 『古事記』を読み解きながら、キャンベルのいう「宇宙創成の円環」と物語の関わりを考えます。
天と地が初めてできたとき高天原に三人の神さまが現れました。
(内容)キリンが一番ふしぎ/一日どこにでも入っていいとしたら?/服に困る(収録日2020/9/18④)
読みやすい文体で、ことばの向こうにある何かを表現している作家はめずらしいように思います(たいしたことないものを小難しい言葉でくどくど書く作家はたくさんいるのに)。
同時期に成立した『古事記』と『日本書紀』のちがいをまとめます。
映画におけるミステリー作品は「ミステリープロット」としてかなりはっきりした定型となっていますすが、1936年に書かれた今作では「当てはまるのか、当てはまらないのか?」に注目しながら分析してみました。
中級編では「プロットアーク」と「キャラクターアーク」という2本のアークとして捉えます。それらのモノミスとの関連を考えます。
『千の顔をもつ英雄』の第二部で描かれている「宇宙創成の円環(Cosmogonic Cycle)」では、英雄の視点からではなく、より大きな視点から「円環」が語られています。
『生命式』は発刊は2019年ですが、2009年~2018年に発表された作品が収められた短編集です。