https://filmarks.com/movies/95532#goog_rewarded
※あらすじはリンク先でご覧下さい。
※分析の都合上、結末までの内容を含みますのでご注意ください。
【ログライン】
友人は多いが住居のなく他人の金をネコババするなど余裕のない青年は、全盲で耳の聞こえない老人をバスに乗せるのを助けることを通して、他社に思いやりを持てるようになる。
【フック/テーマ】全盲で耳の聞こえない老人とホームレスの少年の交流/他者への思いやり
【ビートシート】
Premise/CQ「プレミス」/「セントラル・クエスチョン」:「老人を無事にバスに乗せられるか、他者への思いやりを持てるか」
want「主人公のセットアップ」:「ホームレスの青年」友達は多いが住む場所はなく、電車賃にも困っている主人公の青年。チャットで友人に「泊めてくれ」と頼んでいる。
Catalyst「カタリスト」:「老人を見かける」乞食から「お恵みを」と言われるも断る青年。続いて乞食に声を掛けられるもまた句反応しない老人が織、」青年の目を引く。
Debate「ディベート」:「全盲で耳も聞こえません。助けてくれる人は肩を叩いて」老人が掲げるスケッチブックには「全盲で耳も聞こえません。助けてくれる人は肩を叩いて」と書かれている。どうづるか悩む青年。
PP1「プロットポイント1(PP1)」:「恐る恐る老人の肩を叩く」恐る恐る老人の肩を叩くと「15番のバス停に行きたい」そうなのでそちらに歩かせようとするも腕を出してきたので仕方なくエスコート。
Battle「バトル」:「老人とのコミュニケーション」エスコート、バスの時間を腕を叩く回数で教えたり、コミュニケーションを重ねる。
Pinch1/Sub1「ピンチ1」/「サブ1」:「ネコババ」どうしてもと言われたのでコンビニに連れて行った際、老人の紙幣を一枚ネコババする。
MP「ミッドポイント」:「笑い合う」自己紹介をし、会話を深めてお互い笑い合う。
Fall start「フォール」:「友達から『遅いから寝るね』とチャットが来る」友達に泊めてもらうことができなくなる。
Pinch2/Sub2「ピンチ2」/「サブ2」:「目を瞑り耳を塞ぎ、老人の世界を体感して恐怖する」
PP2(AisL)「プロットポイント2」:「老人との別れ」運転手に、老人の事情と目的地に着いたら肩を叩いてあげるよう伝える。彼の適当な返事に食い下がり、きちんと老人の面倒を見るように確約させる。老人に大丈夫か訊くと「君なら大丈夫だよ」と返され、ハグされる。そして青年はバスを降りる。
Big Finish「ビッグフィニッシュ」:「浮浪者の紙コップに紙幣を入れる」
【作品コンセプトや魅力】
全盲で耳も聞こえない老人をエスコートしていく中で優しさを得ていくというストーリー、実際に全盲で耳の聞こえない役者が演じているということにフックがある。触れ合い方にこの作品独自のものがあり面白かった。
【感想】
主人公の青年が変化したということは映像として分かりやすく伝わるが、彼が最初からある程度優しさを持っているように見えるのと、札をネコババしたのも、乞食にお金を渡すのを断ったのも自分に余裕がないからであり、それを考えると変化の内容にあまり意義を感じない。この物語の主人公としては適切でなく、むしろ彼も助けが必要な側なのではないかと思う。
「好き」4「作品」4「脚本」3
(脚本太郎、2025.12.31)

