マンガと三幕構成①「媒体差」(#34)
これまで、映画と小説に関する記事は書いてきましたが、マンガについては、あまり触れませんでした。問い合わせに応えて、門外漢ながら少し考えてみようと思います。
これまで、映画と小説に関する記事は書いてきましたが、マンガについては、あまり触れませんでした。問い合わせに応えて、門外漢ながら少し考えてみようと思います。
これまで、当サイトでは「三幕構成」や「ビート」について、たくさんの記事を書いてきました。かんたんに整理しながら、初級・中級・上級のちがいについて説明しておこうと思います。
物語を書くなら「つまらない」と言われる物語は書きたくないものです。それなら「つまる」物語を書けばいいのです。
行動経済学の「社会規範」と「経済規範」をヒントに、物語のキャラクターに「規範」を応用するということを考えていきます。
これまで説明してきた各要素が凝縮して「物語」はできています。
描写は「シーン」の選び方、「ことば」の選び方といえます。どう描写するか?は、物語の面白さ、魅力に直結する重要な部分です。
テーマという言葉はとても抽象的になりがちです。「テーマなんか考えない方がいい」という立場をとる人もいますが、それもまた違います。創作に効果的に使えるテーマをしっかりと考えるべきなのです。
多くの物語セオリーでは「キャラクターを変化させること」を重要視していますが、そうではない一例として『ER 緊急救命室』のワンシーンを紹介します。
「構成」については過去にたくさんの記事で説明していますが、特にストーリーサークルの「テーマ」「描写」との関係を説明していきます。
「視点」とは作者のモノの見方、価値観、思想。哲学などです。これは作者が意識しなくても、物語に大きく影響しています。