ストーリーサークル6「描写」(文学#39)
描写は「シーン」の選び方、「ことば」の選び方といえます。どう描写するか?は、物語の面白さ、魅力に直結する重要な部分です。
描写は「シーン」の選び方、「ことば」の選び方といえます。どう描写するか?は、物語の面白さ、魅力に直結する重要な部分です。
テーマという言葉はとても抽象的になりがちです。「テーマなんか考えない方がいい」という立場をとる人もいますが、それもまた違います。創作に効果的に使えるテーマをしっかりと考えるべきなのです。
多くの物語セオリーでは「キャラクターを変化させること」を重要視していますが、そうではない一例として『ER 緊急救命室』のワンシーンを紹介します。
「構成」については過去にたくさんの記事で説明していますが、特にストーリーサークルの「テーマ」「描写」との関係を説明していきます。
「視点」とは作者のモノの見方、価値観、思想。哲学などです。これは作者が意識しなくても、物語に大きく影響しています。
「人物」とは登場人物です。「キャラクター」「人間」とも言い替えられます。「キャラクター論」は「人間論」であり、語り尽くすことはできませんが、「物語」にとって重要となる大きなポイントをいくつか挙げて説明していきます。
ストーリーサークルの考え方は、企画など物語を創作する上でも使える指針なので、1つずつ説明していきます。今回は「題材」についてです。
テーマは抽象的にせず、構成に組み込むことが大切です。
マンガ『ラックスティーラー』と『マインドアサシン』の比較をしながら、「構成」と「設定」の関係について考えます。
マンガ『マインドアサシン』をつかって、初心者がまちがえやすい「設定」と「構成」のちがいを明確にします。