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書籍『生きることとしてのダイアローグ』②内なる対話:外在性と闘争
引用のため、模写してみると、読んだだけではわからなかった部分が響いてきて、よくわかるようになる。
引用のため、模写してみると、読んだだけではわからなかった部分が響いてきて、よくわかるようになる。
バフチンの「対話論」「対話主義」「ポリフォニー論」というのに注目していて知りたいと思っていた。わかったつもりになっていた部分と違う発見が多々あり、オープンダイアローグへのつながりも見えて面白い本だった。
文学の理論・方法論の良し悪しはともかく、一人の作家として真摯にテーマに向き合おうとしている姿勢には強い共感を覚える。
ひとつの真実で物語を展開しないということこそ、ポリフォニック・ストーリーの意義だとも思う。
21世紀の僕らが作り出すべき「世界モデル」は何だろうか。
文字情報が、肉体性を帯びたときには、それは声になるとも言える。
まだ、掴み切れていないが、物語に応用できるヒントがたくさんある。
内容は刺激的で、目を開かされる。まさに「すぐれた入門講義」。序章だけで、なるほどと思うことがたくさんあったので引用しながら、まとめておく。
映画分析会の当日の音声と、その後のビート分析です。今回の記事は、創作でアクト2を描きづらい人のために、アクト2を丁寧に分析していきます。
ストーリータイプとしては「スーパーヒーローもの」ですが、構成としては「スーパーヒーロープロット」になっていません。こういう失敗構成は、なかなか見られないので記事にしておきました。