映画『GODZILLA ゴジラ』(三幕構成分析#139)

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スリーポインツ

PP1:「ムートー暴れる」(34分28%)

MP:「ゴジラと対決」(60分52%)

PP2:「ムートーの雌雄合流」(90分78%)

制作費:IMDbより

Budget: $160,000,000
58% $93,188,384
328% $524,976,069
$364,976,069

一個人の感想

「好き」4 「作品」4 「脚本」3

2014年の映画。ハリウッドらしく怪獣映画、パニック映画だろうがキャラクターアークを入れようという作りは、やはりファンではなくても見れる要素だと感じる。ドラマの処理が極めて雑で、描写にも無駄が多いなど、ドラマの魅力はほとんどないが、怪獣映画にしては見れる(日本の描写、我等がケン・ワタナベについては何も言うまい)。怪獣の魅力は、お金がかかっているという印象はあるが、米軍の活躍を中心で描いたとき、もはやゴジラである必要性などなく、ただの巨大エイリアンでも成立してしまう(つまり怪獣映画ではないとも言える)。ゴジラよりムートーが目立ってもいる。オスメスの設定は面白いが、ゴジラがメスと戦っているときオスが助けに入る描写など、どう見ていいのか混乱する。過去の水爆実験はすべて怪獣を秘密裏に退治したものという理屈はちょっと面白い。

イルカ 2023.5.14

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