物語論一覧

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三幕構成は設計図に過ぎない(#30)

構成の理論ばかり流行っているのを感じますが、地味な文学論や主観的な表現論を、切り捨ててしまうとせっかくの「三幕構成」も、ただのへりくつになってしまうように思います。

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物語論を語る人たちと、それぞれの目的(三幕構成29)

僕自身を含めて、物語論を語る人のうさんくささに付きまとうのは「で、あなたの書いたものは面白いの?」という疑問です。何のための「物語論」なのか、忘れないでいたいものです。

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「ツイスト」と「ターンオーバー」(三幕構成28)

「ターンオーバー」は「ひっくり返す」という意味で「ビート」の一つとして扱っています。日本では「どんでん返し」という言葉がありますが、これには構成上の定義もなく「驚くような展開」ぐらいの意味しかないようなので、区別しておきたいと思います。

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「無からの創成」と「無への到達」(中級編8)

この世界のはじまりはどうなっていたのでしょうか? 『古事記』を読み解きながら、キャンベルのいう「宇宙創成の円環」と物語の関わりを考えます。

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『古事記』のおはなし①天地創成「別天神と神世七世」(文学史5)

天と地が初めてできたとき高天原に三人の神さまが現れました。

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『古事記』と『日本書紀』【概略】(文学史4)

同時期に成立した『古事記』と『日本書紀』のちがいをまとめます。

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キャラクターアークとモノミス(中級編7)

中級編では「プロットアーク」と「キャラクターアーク」という2本のアークとして捉えます。それらのモノミスとの関連を考えます。

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ジョーゼフ・キャンベルの「宇宙創成の円環」

『千の顔をもつ英雄』の第二部で描かれている「宇宙創成の円環(Cosmogonic Cycle)」では、英雄の視点からではなく、より大きな視点から「円環」が語られています。

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マジックについて(文学#33)

ミステリーにおける謎や、サスペンスやホラーにおける恐怖も、文学におけるマジックリアリズムの不思議も、すべて物語を通した神話的世界との交流、集合的無意識からのエネルギーの流入体験といえる。

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ストーリーエンジンの実例(三幕構成27)

ストーリーエンジンについて、いくつかを実例で示してみます。

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