物語論一覧

【ことばの固着機能】(文学#24)

言葉に宿る「霊威」を現代的に言い替えるならば固着機能と言える。あいまいな現象やものごとに「ことば」でラベリングすることによって、扱いやすくする。同時にそれは固定観念を生む。

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【「個人」という最少マイノリティ】(文学#23)

多数と少数の力関係は、構造的に連鎖している。さいごは一人の人間=「個人」に行きつく。それは最少マイノリティである。

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「幼年期の愛着スタイルからパーソナリティ形成」(キャラクター論46)

僕なりに幼年期の状況からのパーソナリティ形成の流れをまとめました。

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「三幕構成と恋愛(プロットタイプとストーリータイプの違い)」(三幕構成25)

「プロットタイプ」と「ストーリータイプ」という言葉は混同されていますが、両者をしっかり分けると構成がよくわかります。ラブストーリーを軸にこの違いを説明します。

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三幕構成の作り方 Step1「物語は旅である」(全8回)

三幕構成への一番の興味は「自分の作品に応用したい」ではないでしょうか? このシリーズでは理論の解説ではなく応用することに着目していきます。

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「人間のナゾ」(キャラクター論45)

人間は、自分でも理解できない「謎」を抱えて生きています。この「謎」こそが、人間が「物語」を欲する動機です。

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「プロットの焦点」(三幕構成24)

ストレスには原因となる「ストレッサー」と反応としての「ストレス反応」があります。その見極めは、物語の「焦点」につながります。

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「三幕構造の力強さ」(三幕構成23)

バートレットの実験から三幕構成が効果的な理由について考えます。

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【物語の快感】(文学#22)

人間が感じる幸福感を生物学的にみると三つしかないという。物語の感動にも、これらが関わっているとして物語の快感パターンを考えてみる。

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「模写の効能」(文章#25)

むかしからプロの作家の文章を、一字一句、同じように書き写す「模写」という練習方法があります。

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