選考作業から学んだこと④「作者の声を聴く」
「作者」と「作品」が切り離されていても、「作品」には作者の声が宿っているのだと思います。
「作者」と「作品」が切り離されていても、「作品」には作者の声が宿っているのだと思います。
謎は好奇心をかきたて、曖昧さは想像を広げます。
あとから調べてみたら「最終選考に残った10作品のうち8作品が、初見でいいと思ったもの」でした。
コンクールを主催してみて多くのことを学ばせていただいたので、まとめていきたいと思います。
イルカウマ「100文字小説大賞」の選考基準にした「小説らしさ」を「ことば」「ストーリー」「キャラクター」という三つの視点から説明します。
ハッピーエンドになるにはなるだけの原因、バッドエンドになるにはなるだけの原因があります。それをあいまいにしたままハッピーやバッドにするのは観客に不満を抱かせます。その原因をビートとして捉えるときには「リワード」という観点がとても重要です。
ハッピーエンドやバッドエンドという感覚は「ストーリー価値」によって決まります。また「ハッピーともバッドとも言いきれない」エンドについても解説します。
テーマにもかかわる「ストーリー価値」というものを設定し、アークとの関連をみていきます。
これら七つの欲求とそれにまつわる危険は、どんな映画にも適用可能であり、実際にほとんどの成功した映画では1つ以上のものが使われている。(引用)
葛藤がどの階層で起きているのか? 「外的」と「内的」にわけ、それぞれをさらに細かくみていきます。