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※あらすじはリンク先でご覧下さい。
※分析の都合上、結末までの内容を含みますのでご注意ください。
※この分析は「ライターズルーム」メンバーによるものです。
【ログライン】
トニーが、アイアンマンになって悪い奴らと戦い、最後は勝つ話。
【ビートシート】
Image1「オープニングイメージ」:「なし」
なしと捉えた。
CC「主人公のセットアップ」:「天才的な科学者」
(「ジャンルのセットアップ」)
トニー・スタークは天才的な科学者であり、スターク社のCEOかつアメリカの軍事産業のトップであること、また女関係が激しいことが提示される。
Catalyst「カタリスト」:「テロ組織に捕まる」
トニーはテロ組織テン・リングスに捕虜にされる。爆風でダメージを負ったトニーだったが、同じく捕虜のインセンによって胸に生命維持装置をつけられ助かる。テン・リングスのリーダー・ラザから兵器の製造を持ちかけられ、断れば死、要求を飲んでも恐らく殺されるが、トニーは要求を飲まざるをえない。
Debate「ディベート」:「スーツ作り」
テロ組織の武器はスターク社のものであり、トニーの偉大な功績が犯罪者のために使われている、とトニーを説得するインセン。トニーは兵器を作ると見せかけて脱出用のスーツをつくることにする。
Death「デス」:「インセンの死」
捕虜仲間でありスーツ作りの協力者でもあったインセン博士だが、脱出決行の際、時間稼ぎのため自らが犠牲になり、命を無駄にするなとトニーに言い残した後死んでしまう。トニーはスーツの圧倒的な力により脱出に成功する。
PP1「プロットポイント1(PP1)」:「軍事産業から撤退」
無事に帰還したトニーは記者会見を開く。事件により考えを改め、兵器の製造を中止すると発表したのだ。これに対し、スターク社のNo.2でありトニーの理解者でもあるオバディアは反対。社内の誰も信用できないと考えたトニーは、テロ組織テン・リングスを壊滅させるため、自らだけで新型スーツの設計を計画する。
Battle「バトル」:「なし」
バトルらしきバトルはないと感じた。オバディアからは反対されるがトニーは気にしていないからだ。
スーツ作りも順調に進む。秘書であるペッパーとの恋の行方も気になるところだ。
Pinch1「ピンチ1」:「不明」
不明。
MP「ミッドポイント」:「新型スーツ完成」
ついに新型のスーツが完成する。トニーは試運転として大空を舞う。
Fall start「フォール」:「オバディアと決裂」
オバディアはトニーのCEO解任を要求していた。さらに製造中止したはずの兵器が紛争地域グルミラに横流しされており、どうやらオバディアが関係しているらしい。
Pinch2「ピンチ2」:「不明」
不明。
PP2(AisL)「プロットポイント2」:「動力源を奪われる」
オバディアに催眠をかけられ、胸の動力源(生命維持装置)を奪われるトニー。動力源は一つしかないため、このままでは死んでしまう。
DN「ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル」:「予備の動力源をとりにいく」
トニーはペッパーが保管していた旧型の動力源をとりにいく。一方ペッパーはシールドの捜査官とオバディア確保に向かうが、オバディアもスーツを完成させていたため返り討ちにあう。
BBビッグバトル:「トニーvsオバディア」
パワー不足の旧型の動力源でアイアンマンとなったトニーは、ペッパーを助けるためオバディアと戦う。苦戦を強いられるトニーだったが、ペッパーの協力によりトドメをさすことに成功。オバディアを撃破する。
image2「ファイナルイメージ」:「ペッパーと良い雰囲気」
物語が始まった段階ではトニーには家族がおらず自分以外に守る存在がなかった。しかし今ではペッパーという大切な存在を手に入れたのだ。
【感想】
「好き」4「作品」5「脚本」4
最初の40分をテロ組織から脱出することに使っていて、少し長く感じた。しかしトニーが改心するには必要なエピソードだったと思うので仕方ないのかもしれない。ヒーローが改心したら愚かな仲間の裏切りに合うというのはお決まりの展開なのか?よく見かけるが自分は好きである。
(石川、2023/06/18)