https://www.netflix.com/title/81222804
※あらすじはリンク先でご覧下さい。
※分析の都合上、結末までの内容を含みますのでご注意ください。
【ログライン】
依頼を受けてクルーズ旅行に参加した記者ローラが、海に女が落ちたのを目撃するが、そんな女は存在しないとされ、他の乗客から不興を買いながらも真相を追い、落ちた女が依頼主のアンネであり、その夫が保険金目当てに動いたことを掴んで、陰謀を白日の下に晒す。
【フック/テーマ】
存在しない女の殺人事件/証明、疑心
【ビートシート】
Image1「オープニングイメージ」:「該当なし」
GenreSet「ジャンルのセットアップ」:「招待メール」
クルーズ船(密室)で何かが起こることを示唆。サスペンス、ミステリーのセットアップ要素。
Premise/CQ「プレミス」/「セントラル・クエスチョン」:「」
海に落ちた女は誰なのか。存在を証明できるか。
want「主人公のセットアップ」:「記者」
賞を取ったことがある記者。ジャーナリズムに燃えている。そのため何か事情がありそうなチャリティクルーズ旅行への同行依頼を受けた。
しかし、過去に目の前で取材対象が死んでしまったことがある。トラウマになっている。
Catalyst「カタリスト」:「隣室の口論と物音」
悪夢により寝つきが悪かったローラは、隣室の物音で目覚める。様子を伺っていると、女が海に落ちた。
あきらかな事件。メインストーリーへのきっかけ。
Debate「ディベート」:「10号室は使われていない」
落ちた女はローラの妄想とされる。
Death「デス」:「捜索解除」
PP1「プロットポイント1(PP1)」:「女を探す」
落ちた女が存在すると信じ、真相を追い始める。真相を掴むための旅が始まる。
F&G「ファン&ゲーム」:「証拠集め」
落ちた女に関連するものを集める。
Battle「バトル」:「犯人側からのアクション」
証拠を集めている最中に犯人側からのアクションがある。
MP「ミッドポイント」:「命を狙われる」
証拠集めとバトルを積み上げた結果、命を狙われる。
Fall start「フォール」:「証拠品が消える」
PP2(AisL)「プロットポイント2」:「落ちた女は依頼主」
アンネのフリをしたキャリーに監禁される。アンネが海に落ちた女だと知る。
真相を掴み、旅が一旦終わる。
BB(TP2)「ビッグバトル(スタート)」:「アンネ夫の計画を邪魔するため動き出す」
アンネのスピーチ原稿を手に入れる。
Twist「ツイスト」:「チェイス」
医者とSPに見つかり、追いかけっこに。結果ベンが死ぬ。
Big Finish「ビッグフィニッシュ」:「アンネ夫確保」
秘書の力添えもあり、計画を暴露、そして身柄を確保するに至る。
Epilog「エピローグ」:「記事」
ローラはクルーズで起こったことを記事にする。
Image2「ファイナルイメージ」:「該当なし」
【作品コンセプトや魅力】
小説原作、密室ミステリー、心理的スリラー、遺産問題、白血病、チャリティクルーズ、病気に伴う財団設立、サイモン・ストーン監督、Netflix独占配信、キーラ・ナトレイ主演、ガイ・ピアース、デビッド・アヤラ、ググ・バサ=ロー、カヤ・スコデラーリオ、リーサ・ローベン・コングスリ
【問題点と改善案】(ツイストアイデア)
トラウマの設定が活かしきれていないように思う。なくても話が通じるので、いっそのこと削ってしまうか、しっかり描いてローラの人間性を魅力的にしたほうがいいと感じた。
【感想】
「好き」3「作品」3「脚本」2
真相に近づいていくストーリーとしては真新しい部分がなく、予想できてしまったのが残念でした。
ローラのトラウマやジャーナリズムの部分においても描けておらず、設定として宙に浮いているように思えます。なので少々アクト1が長く感じました(実際34%と長めです)
個人的にこの作品の面白さはアクト3にあると思うので、船から脱出、秘書との接触、そのあたりを具体的に映像で見たかったです。
(雨森れに、2025/11/27)

