※あらすじはリンク先でご覧下さい。
※分析の都合上、結末までの内容を含みますのでご注意ください。
【ログライン】
連合軍によるエイリアン軍事利用のため、エイリアンと人間のハイブリッドとして再生されたリプリーは、ギャングたちと共にエイリアンの跋扈する宇宙船オリガ号から脱出し、エイリアンを根絶して地球に到着する。
【フック/テーマ】エイリアンと人間のハイブリッド、新種のエイリアン登場/違法な生物実験の非道さ
【ビートシート】
Image1「オープニングイメージ」:「エイリアンと人間の顔のアップ」禍々しい生物の姿。
GenreSet「ジャンルのセットアップ」:「エイリアン摘出」連合軍の宇宙船オリガ号にて、培養液に入ったリプリーや、彼女から摘出されたエイリアン(チェストバスター)が登場。SFホラーがセットアップされる。
Premise/CQ「プレミス」/「セントラル・クエスチョン」:「オリガ号から脱出できるか? エイリアン流出を止められるか?」
want「主人公のセットアップ」:「レン博士たちと食事」食事しながら、レン 博士たちに、自分がエイリアンを摘出して軍事利用するためにクローン再生されたと聞かされるリプリー。「皆殺される」と。エイリアンと何度も戦った経験から彼らを危険視し、制御できるはずないと思っている。
Catalyst
「カタリスト」:「エイリアン寄生」宇宙船ベティの船長エルジンと連合軍のベレス将軍の人身売買により連れてこられた人々にエイリアンが寄生していく。
Debate「ディベート」:「エイリアンの調教」生まれたエイリアンを調教して弄ぶレン博士。不穏だが、脱走の兆候はまだない。
Death「デス」:「エイリアンたち、脱走」一匹のエイリアンがもう一匹を殺害したことで、酸性の血液が大量に撒き散らされ、床が溶け、エイリアンたちが脱走した。
PP1「プロットポイント1(PP1)」:「部屋を脱出」リプリーは酸性になった自分の血をコードにつけて電気系統を壊し、脱出を試みる。オリガ号からの脱出劇であるアクト2が始まる。
F&G「ファン&ゲーム」:「エルジン死亡」ベティのクルーたちもオリガ号からの脱出のために行動を開始する。船長のエルジンが不意を突かれてエイリアンに殺される。そして追い詰められたクルーたちの前にリプリーが現れ、エイリアンを撃破。行動を共にするようになる。
Battle「バトル」:「ベティを目指す」苦難に苛まれながら、リプリーたちはベティを目指す。やがてエイリアンに追い立てられながらも、シャフトの下に到達する。
Pinch1/Sub1「ピンチ1」/「サブ1」:「コールが撃たれる」レン博士が裏切り、コールを撃ち、一人でシャフト内に逃げる。シャフトの扉は閉ざされた。
MP「ミッドポイント」:「シャフトに到着」 撃たれたはずのコールが内側から扉を開け、一行はシャフト内へ。
Pinch2/Sub2「ピンチ2」/「サブ2」:「コールがロボットだと発覚」訝しんだリプリーがコールの服をまくり、彼女がロボットであると発覚する。
Reward「リワード」:「コールがオリガ号を遠隔操作」コールがオリガ号を遠隔操作させ、自滅に向かわせる。エイリアンの殲滅が担保されると同時にタイムリミットが生まれる。
Fall start「フォール」:「女王の上に落ちる」ベティに向かう途中、リプリーは女王の上に落下。その子供であるニューボーンが生まれるのに直面する。ニューボーンは女王を殺害し、リプリーを母親と認識する。だが、リプリーは隙を見て逃げ出す。
PP2(AisL)「プロットポイント2」:「ベティに飛び乗る」リプリーは間一髪、発車直前のベティに飛び乗る。
DN「ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル」:「なし」
BB(TP2)「ビッグバトル(スタート)」:「ニューボーンと対峙」ハッチを閉めに来たコールが侵入したニューボーンと鉢合わせ。ディスティファノは顔を握りつぶされ、コールも追いつめられる。リプリーは自分を母と信じ追ってきたニューボーンを憐れみ、罪悪感を抱きながらも殺害。
Twist「ツイスト」:「大気圏突入の衝撃」
Big Finish「ビッグフィニッシュ」:「地球到着」ベティは大気圏突入の衝撃に耐え抜き、無事地球に到着。
Epilog「エピローグ」:「生還を喜ぶ一行」
Image2「ファイナルイメージ」:「地球の空」恐ろしい生物による危機が去った後の、穏やかな自然の空。
【作品コンセプトや魅力】
前作主人公と同一人物ではなくクローンであるという設定や、人間の姿をした人間とエイリアンのハイブリットと、人間の遺伝子を受け継いだエイリアンとの対峙という展開に強いフックがある。
【感想】
世間ではあまり評判が良くないようだが、自分はとても楽しめた。クルーの面々も個性豊かで、新しいタイプのエイリアンも登場したのでマンネリ感がなく、シリーズものとしても風呂敷が広がっていて面白かった。ラストのリプリーの、自分から生まれた存在であるニューボーンを、人類の脅威であるが故に自分で殺さなければならないという葛藤は、今までの人間VSエイリアンという単純な図式を超えていて見応えがあった。一点、エイリアンについて全く未知だった一作目ならいざ知らず、散々研究しているのに酸性の血を全く対策していないというのに納得がいかなかった。
「好き」5「作品」4「脚本」4
(脚本太郎、2026.09.30)
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